中国からの投資が20倍に、フィリピン元大統領「金持ちの隣人と友達になりたいと思わない人はいない」―中国メディア

Record China    2019年7月2日(火) 6時20分

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フィリピンでドゥテルテ大統領就任後、中国からの投資が約20倍に膨れ上がっていることについて、同国の元大統領で、現下院議長のグロリア・アロヨ氏は、「金持ちの隣人と友達になりたいと思わない人はいない」と発言したという。資料写真。

中国メディアの観察者網は2019年6月30日付の記事で、フィリピンでドゥテルテ大統領就任後、中国からの投資が約20倍に膨れ上がっていることについて、同国の元大統領で、現下院議長のグロリア・アロヨ氏が、「金持ちの隣人と友達になりたいと思わない人はいない」と発言したことを紹介した。

記事はまず、フィリピンのラモン・ロペス貿易産業相が29日、ラジオ局DZMMに対し、「ドゥテルテ大統領の在任期間中、中国からの投資はわずか5000万ドルから約10億ドルに増加した。フィリピンは両国のリーダーの『相互尊重』から恩恵を受けている」と述べたことを紹介した。

ロペス貿易産業相はまた、「データが示す通り、中国との関係が改善されたことにより、中国からの対フィリピン投資は20倍に増えた。製造業、工業団地、エネルギー・電力・ダムプロジェクトのためのインフラ資金が、中国からこの国への投資に含まれる。中国とフィリピンは現在、国内初の統合的な鉄鋼生産拠点を建設するために40億ドル相当の投資について協議している」とも述べたという。

記事は続いて、中国からの投資について、アロヨ氏が今年4月、メディアとのインタビューで、「金持ちの隣人と友達になりたいと思わない人はいない」と語ったことを紹介した。

アロヨ氏は、フィリピンと中国の友好関係について「何も目新しいことではなく、フィデル・ラモス大統領(当時)の就任以来ずっと続いてきた。私は一貫して、ドゥテルテ政権の対中友好政策を支持している」とも述べたという。(翻訳・編集/柳川)

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