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21日、米軍事情報サイトは中国が13日にDN−2型対衛星ミサイルの打ち上げに初めて成功したと報じた。
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2013年5月21日、米軍事情報サイト・ストラテジーページは、中国が13日にDN−2対衛星弾道ミサイルの打ち上げに初めて成功したと報じた。23日付で環球時報が伝えた。
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専門家によると、DN−2ミサイルは米国の全地球測位システム(GPS)衛星を破壊する能力を持つ。新型の対衛星ミサイルの第1回発射実験は2007年1月で、高度850kmにある老朽化した自国の気象衛星の破壊に成功。これは多くの偵察衛星の高度の上限に相当した。その3年後に2回目の発射実験を実施。この時は衛星の破壊は行われていない。
2008年2月、制御不能に陥った偵察衛星を巡洋艦から発射したミサイルで破壊した米国に対し、高度160〜2000kmの低軌道衛星を持つ中国とロシアは大きな脅威を抱いた。米海軍はイージス・システムを搭載した巡洋艦から高度約250kmにある衛星を、1発の迎撃ミサイルSM−3で破壊している。
今回3回目となる対衛星弾道ミサイルの発射実験について、中国当局はあくまでも「高度な上空での観測実験」と主張。ミサイル実験を否定している。(翻訳・編集/本郷)
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