2013年5月22日、日本のある民間マーケティング会社がフェイスブック上に「青少年のアイドルTOP30」と称する投票ランキングを立ち上げたところ、人気アイドルグループ「AKB48」の元メンバーだった前田敦子が1位、ドラマの新世代女王・綾瀬はるかが2位、「江南Style」のブレイクでさらに盛り上がった韓流人気により、韓国ガールズグループ4minuteのメンバーであるキム・ヒョナや韓国で活躍する中国人タレントの宋茜（ビクトリア）なども上位にランキングされた。しかし、意外なのは、中国の人気女優・劉亦菲(リウ・イーフェイ)　もトップ10内にランキングされていることだ。東北新聞網が伝えた。

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■劉亦菲を賛美する日本のネットユーザー、「整形美人ではなく、すごく天然」

この投票ランキングでは、「とっても綺麗」、「天女のようで幻想的」、「美女の気質がある」など、日本のファンが劉亦菲に惜しみなく贈った賛辞を見ることができる。劉亦菲は日本のメディアから「中国の国民的美少女」と称され、これまでも何度も日本の「オタクの女神ランキング」に登場してきた。しかし、中国国内のネットユーザーはこのニュースに対し、「劉亦菲が日本で日本語アルバムを出したのはすでに7年前。最近劉亦菲が出演するドラマや映画も日本で公開されていないのに、なぜ日本のネットユーザーにこんなにも支持されているのか？」と疑問を呈している。

■劉亦菲のファンクラブは組織的投票を否定

劉亦菲のランキング入りと聞いて、すぐに思いつくのは、各種ファンクラブが組織的に投票したのではないかという疑惑だ。我々は関連ファンクラブの連絡先をネット上で見つけ責任者に連絡を取ってみた。ファンクラブの責任者は「もし早めにこのような投票ランキングがあることを知っていたら、組織的に投票できただろうが、今回の件は我々とは関係ない」と語った。確かに、マーケティング会社と劉亦菲、他の団体とは何ら利益関係がない。投票数からみても、恐らく投票をした人は実際のネットユーザーだと思われる。しかも、ランキングについて熱く語りあっている様子を見ても、何らかの組織的な動きがあったようには思えない。（提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/内山）