荒木経惟「花」写真展が北京で7月より開催 過去最大規模

人民網日本語版    2019年6月28日(金) 21時20分

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2019年7月6日から9月9日まで、日本の著名芸術家である荒木経惟氏の、過去最大規模となる「花」をテーマとした写真展「荒木経惟・花幽」が北京798芸術区の橋芸術スペースで開幕する。

2019年7月6日から9月9日まで、日本の著名芸術家である荒木経惟氏の、過去最大規模となる「花」をテーマとした写真展「荒木経惟・花幽」が北京798芸術区の橋芸術スペースで開幕する。今回の写真展は、荒木氏の「花人生」、「花曲」、「花小説」、「花霊」、および本展用に制作した長さ8メートルの「絵巻・華幽」など、各種計500点以上の作品が展示される。1990年から2019年までの30年間に撮影された、「花」をテーマとしたさまざまな代表作が中心となっている。北京商報が伝えた。

今回の写真展のテーマ「花幽」は、荒木氏自らが筆をとり、書道作品として完成させた。本展では、特別に撮影と紙を使った書道による創作方法を結び付けた数量限定の「和紙書法」が出品される。

荒木氏が強烈なインパクトで愛・生・死を表現・撮影した写真作品は、人々に広く知られている。「花」シリーズは、荒木氏の最も重要な作品の一つだ。茎が切られた切り花は、撮影された作品の中で活き活きと蘇っている。カラー写真・モノクロ写真に関係なく、花びらに秘められた「刹那的な熱狂と妖艶」が、見事に引き出されている。花を被写体とした荒木の撮影は、これまでずっと、フレッシュな花がやがて枯れ萎む様子を捉えており、生き返った花びらが作品で再び朽ちていく。荒木氏は、「撮影は人生そのものだ。人は、老いるにつれ、撮影した写真はより味わい深くなっていく」と語っている。(編集KM)

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