集団食中毒は故意の毒物混入と断定―黒龍江省ハルピン市

Record China    2007年4月13日(金) 13時20分

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2007年4月9日、黒龍江省ハルピン市の中医研究院で大規模な食中毒が発生、11日には警察がメディアに対し、この事件が悪質な毒物混入事件であったことを公表し、事件解決の情報提供を呼びかけた。

2007年4月9日、黒龍江省ハルピン市の中医研究院で大規模な食中毒が発生した。朝食のかゆを食べた200人以上におう吐や頭痛といった症状が現れたため、調査した結果、中毒の原因物質は殺鼠剤として使用されているモノフルオール酢酸アミドと判明した。調理に使用した電気ポットの湯からも同じ物質が検出されたため、何者かが故意に毒物を投入したものと断定、当地の警察は捜査本部を設置し、事件の解明と犯人の特定を始めた。

11日には警察がメディアに対し、この事件が悪質な毒物混入事件であったことを公表、市民に対しては情報提供を、また犯人に対して、自首して法の裁きを受けるよう呼びかけた。

被害に遭った136人が同院の入院患者で、付き添い人62人、医師や看護師5人も含まれていた。中毒症状は食後5分ほどで表れ、病院は一時パニックに陥った。(翻訳編集・WF)

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