G20がこれまで果たしてきた役割は?―中国メディア

人民網日本語版    
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G20は重要な国際経済協力フォーラムであり、メカニズムが発足してから現在まで運営が続いており、特に2008年の金融危機発生後に首脳会議に格上げされて以降は、どのような役割を果たしてきただろうか。写真は大阪。

主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が大阪で開幕。重要な国際経済協力フォーラムであり、メカニズムが発足してから現在まで運営が続いており、特に2008年の金融危機発生後に首脳会議に格上げされて以降は、どのような役割を果たしてきただろうか。専門家の見方を紹介する。中国新聞網が伝えた。

■蘇暁暉・中国国際問題研究院国際戦略研究所副所長「各国指導者が共通認識を結集するためのプラットフォームを提供した」

2008年以降、G20は閣僚級会合から首脳会合のメカニズムに格上げされ、格上げされると徐々に主要7カ国(G7)サミットに取って代わるようになり、グローバル経済問題で中核的な役割を発揮し始め、加盟国リーダーの会談も定期的に行われるようになった。G20は各国指導者が共通認識を結集するためのプラットフォームを提供した。

■張海氷・上海国際問題研究院研究員「世界経済を安定させた」

第1段階は、2008年の金融危機の発生当時で、G20サミットは先進国と発展途上国との対話交流を促進することで、グローバル金融危機に効果的に対処した。

第2段階は、2010年のトロント・サミットから2016年の杭州サミットまでの間で、G20は危機対応メカニズムから長期ガバナンスメカニズムへとモデル転換し、世界の長期的経済ガバナンスのための交流協力プラットフォームを構築した。

第3段階は、2016年から現在までで、世界の主要エコノミーのリーダーが参加する対話メカニズムが徐々に構築され、グローバル経済ガバナンスにおける長期の戦略的問題の解決に構想を提供するようになった。

■賈晋京・中国人民大学重陽金融研究院マクロ研究部部長「グローバル共通認識の形成を推進」

G20サミットメカニズムはグローバル経済金融の発展・改革に新たな原動力を提供し、グローバルな国境を越えた資金流動監督管理制度の枠組み構築とグローバルなグリーン金融発展の誘導において、幅広い共通認識を形成してきた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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