カンヌ国際映画祭、中国人関係者も窃盗被害に

Record China    2013年5月21日(火) 0時23分
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カンヌ国際映画祭を開催中のフランス南部の都市カンヌでこのほど、窃盗事件が多発している。写真はカンヌ国際映画祭の会場。

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フランスの警察当局によると、カンヌ国際映画祭を開催中のフランス南部の都市カンヌでこのほど、窃盗事件が多発している。現地メディアの報道によると、犯人はスイス高級宝飾店ショパールの従業員が宿泊していた、スイートノボテルホテルの一室の壁に設置されていた金庫をまるごと取り外し運び去った。金庫の中には、スターに貸し出す予定だった総額100万ドル以上のアクセサリーが入っていた。北京晩報が伝えた。

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また代表団を率いてカンヌ国際映画祭に出席した、中影集団の張強副総裁の宿泊していたピエール&バカンスホテルの部屋も、窃盗被害にあった。張副総裁が食事後にホテルに戻ると、ドアがこじ開けられ、すべての荷物が盗み出されていたという。張副総裁は、窃盗被害後のホテルの態度に対して強い不満を表明し、ミニブログを使い「ホテルは私を相手にもせず、自分で通報するよう言いつけた。ドアの鍵を交換してやるとだけ言い、部屋まで来ることもなかった。これがフランスの観光地での私の体験だ。フランスは治安が悪く傲慢で、こんな映画祭には行く必要がない」と怒りを爆発させた。

その後中国国内のネットユーザーによって、張副総裁のミニブログが瞬く間に広がった。張副総裁はこれを受けてミニブログを更新し、「良いものであれ悪いものであれ、皆さまの転載・コメントに感謝する。カンヌ政府およびカンヌ国際映画祭はこれを重視し、私に謝罪を表明した。ホテル側も謝罪し、損害賠償を表明した(時間がかかるため実現は困難)。中国のミニブログが、海外にも影響していることが分かる。中国の同胞は海外出張・旅行の際に、自己防衛と自らの権利保護に注意すべきだ」と呼びかけた。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/RR)



   

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