MWC上海に5G新応用が続々、遠隔操作パワーショベルも―中国メディア

人民網日本語版    2019年7月1日(月) 6時0分

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「智聯万物」(AI+IoT)をテーマとした2019年モバイルワールドコングレス上海(MWC上海)が26日、上海市の上海新国際博覧センターで開幕した。

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「智聯万物」(AI+IoT)をテーマとした2019年モバイルワールドコングレス上海MWC上海)が26日、上海市の上海新国際博覧センターで開幕した。華為(ファーウェイ)、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国移動(チャイナ・モバイル)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)、クアルコム、サムスンなど業界のリーディングカンパニーがそれぞれ大規模な展示ブースを設置し、5G関連の最新技術を披露した。展示会場には大勢の来場者が押し寄せ、5Gの新しい応用に注目が集まっていた。第一財経網が伝えた。

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ファーウェイのブースでは、5Gパワーショベルの応用が人々の関心を呼び、今回のイベントの注目点になっていた。展示ブースをみると、パワーショベルのオペレーターが操縦席に座り、周りを来場者がぐるりと取り囲んでいた。オペレーターの視線の先には高精細のディスプレーがあり、操作するとディスプレーのパワーショベルがリアルタイムで連動する。ディスプレーに映ったパワーショベルは河南省洛陽市にあるモリブデン・タングステン鉱で実際に同時進行で作業をしており、5Gネットワークを通じ、オペレーターは上海にいながら機械を自在に操って作業を完了させることができる。

「遠隔操作と現場での操作には何か違いがあるか」と質問すると、このパワーショベル歴5年のオペレーターから、「(遠隔操作は)快適、現場での操作よりもずっと快適」との返事がすぐ返ってきた。「これまで現場でパワーショベルを操作してきたが、パワーショベルの中に座って操作するので、ものすごい振動がして、操作の精度に影響するだけでなく、健康への影響もあった。5Gを通じて遠隔操作すれば、精度は上がり、健康への影響も少なくなる」という。

5Gパワーショベルのほか、会場にはたくさんの「5G遠隔応用」があった。5G遠隔操作自動車、5G遠隔操作手術教育などだ。

5G標準栽培キットの気象センサーは、土に埋め込み、土壌パラメーター(温度、湿度、EC<電気伝導度>など)、環境パラメーター(温湿度、気圧、日射)を動態モニタリングして予測するスマートセンサー端末だ。

中国電信のAI(人工知能)画像ロボットは、目の前の人物をスキャンしてスケッチ画を作成する。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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