中国漁船の乗組員10人を勾留=暴力行為による公務執行妨害の疑い―韓国

Record China    2013年5月20日(月) 14時4分

拡大

17日、韓国海洋警察は、韓国の排他的経済水域(EEZ)で操業していた中国漁船の船員10人を、暴力行為による公務執行妨害の容疑で勾留した。写真は山東省煙台市から遠洋トロール漁に出稿する中国漁船。

(1 / 4 枚)

2013年5月17日、韓国海洋警察は、同国の排他的経済水域(EEZ)で操業していた中国漁船の乗組員10人を、暴力行為による公務執行妨害の容疑で勾留した。韓国メディアの報道を20日付で環球網が伝えた。

その他の写真

報道によると、韓国海洋警察が調査のため中国・河北省船籍の漁船「冀黄漁06032号」に乗り移ろうとした際、乗組員らが鉄パイプやシャベルなどを使って抵抗。その後、漁船は約6キロ逃走したが、拿捕された。

海洋警察の調べでは、漁船は今月1日に山東省栄成市の石島港を出港し、7日夜から韓国の排他的経済水域で操業していた。ただし、船は同海域での操業許可証を所持しており、なぜ抵抗したのかなど詳細については現在取調べ中だという。韓国当局は、乗組員らを公務執行妨害の容疑で拘禁する準備を進めている。なお、乗組員の1人は左腕を骨折し、韓国・全羅北道(チョルラプクト)群山(クンサン)市内の病院へ搬送された。

一方、18日付の韓国メディアの報道によると同じく17日、韓国海洋警察は漁獲量超過の疑いで中国籍の漁船2隻を処罰した。

こうした取り締まりに先駆け、韓国海洋警察庁の金錫均(キム・ソクキュン)庁長は17日、「外国漁船に対する取り締まりを強化し、不法行為に対しては厳罰に処す必要がある」との指示を出していたという。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携