飯島氏訪朝「オバマ政権は拉致への関心が低い」=安倍首相任期内の解決に向けた行動と説明―中国メディア

Record China    2013年5月20日(月) 8時35分

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18日、飯島勲内閣官房参与が北朝鮮から帰国した。訪朝の動機について飯島氏は、「拉致問題に対するオバマ大統領の関心が低いのが主な理由」であると述べた。写真は中朝国境地帯。

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2013年5月18日、飯島勲内閣官房参与が北朝鮮から帰国した。訪朝の動機について飯島氏は、「拉致問題に対するオバマ大統領の関心が低いのが主な理由」であると述べた。19日付で中国新聞網が伝えた。

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飯島氏は、安倍首相が今年2月の訪米時に「拉致問題は自分の政権のうちに完全に解決する」との決意を伝えたものの、オバマ氏はこれに関心を示さず、核実験問題の解決にしか言及しなかったと語った。これにより安倍首相は「自分たちで日本人の拉致問題を解決しなければならない」と決意するにいたったという。

安倍首相は、米外交専門誌『フォーリン・ポリシー』の取材に対し、「他国とともに拉致問題を解決したいと考えているが、明らかに温度差が存在する」と語っている。

飯島氏は今月14日から17日まで、安倍内閣成立後、政府関係者として初めて平壌を訪問していた。政府関係筋によると、飯島氏は北朝鮮高官との会談で、拉致被害者全員の帰国と、真相の解明、犯人の引渡しを求めていた。米韓等への事前説明がなかったことから、両国が不快感を示し、日本側に説明を求めている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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