建築物の平均寿命30年、高層ビル建設が巨大な浪費を生んでいる―中国メディア

Record China    2013年5月20日(月) 7時29分

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16日、多繊新聞は「中国の建築物は平均寿命30年、高層ビル建設が巨大な浪費を生んでいる」と題した文章を掲載した。写真は爆破によって解体される瀋陽市の5里河体育館。

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2013年5月16日、多繊新聞は「中国の建築物は平均寿命30年、高層ビル建設が巨大な浪費を生んでいる」と題した文章を掲載した。

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中国は年間での建築数が世界で最も多い国だ。毎年面積20億平方メートル分の建築物が建てられ、セメントと鋼材の使用量は全世界の40パーセントにのぼる。だがこの建設ラッシュの陰で、短期間のうちに壊される建築物も相次いでいる。

わずか18年の使用ののち07年に解体された瀋陽市の5里河体育館は、1989年に2億5000万元(現在レートで約42億円)をかけて建設され、かつては「中国サッカーの聖地」と呼ばれた建物だ。瀋陽市によると、08年のオリンピック開催時にサッカースタジアム会場として申請するため、体育館を取り壊して土地を16億元(約270億円)で売り出し、19億元(約320億円)かけ跡地に新たなオリンピックセンターを建設した。(翻訳・編集/YM)

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