海外観光でのマナー違反、中国人のイメージに悪影響―汪洋副首相

Record China    2013年5月17日(金) 18時33分

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16日、中国の汪洋副首相は、一部の中国人観光客の海外でのマナー違反の行動などが現地メディアから頻繁に指摘され、中国人のイメージを悪くしていると語った。写真は蘇州の観光地で木に登って撮影する中国人旅行者。

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2013年5月16日、中国の汪洋(ワン・ヤン)副首相は、一部の中国人観光客の海外でのマナー違反の行動などが現地メディアから頻繁に指摘され、中国人のイメージを悪くしていると語った。中国新聞社が伝えた。

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中国政府は16日、「中華人民共和国旅游法(観光法)」の実施を徹底するため、TV会議を開催した。その席上、汪洋副首相は「海外へ出かける中国人観光客は年々増加し、世界各地で歓迎を受けている。しかし、一部の観光客の素養や教養は十分でなく、公共スペースで大声で話したり、観光資源に名前を刻んだり、赤信号で渡ったり、所構わず痰を吐くなどマナー違反の行為を繰り返し、現地のメディアからたびたび非難を受け、中国人のイメージを損ねている」と指摘した。

さらに、「観光法は、中国人観光客の節度ある行動に対して明確な要求をしており、マナー違反など非文明的な行為に対する禁止規定を設けている」とし、「各地方政府や関連部門、関連企業が共同で責任を負って観光法を広め、実施することにより、観光客が自ら社会秩序や公共道徳を守り、現地の信仰や風俗・習慣を尊重するとともに、観光資源や生態環境を保護し、中華文明や中国のイメージの伝達者として振る舞うよう導くべきである」と強調した。(翻訳・編集/HA)

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