“キテレツ”抗日戦争ドラマは許しません!中国政府がドラマ規制強化へ―中国メディア

Record China    2013年5月16日(木) 12時2分

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15日、騰訊網は、中国当局が抗日ドラマに対する規制を強化する見込みだと報じた。カンフーで日本兵をなぎ倒すといった類の“キテレツ抗日戦争ドラマ”が大量生産されており、中国では批判が高まっていた。写真は2月、上海の抗日戦争ドラマ撮影現場。

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2013年5月15日、騰訊網は、中国当局が抗日ドラマに対する規制を強化する見込みだと報じた。

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省庁改編で新たに誕生した国家新聞出版広電総局は現在、ドラマ規制に関する通達を作成中で、6月末にも公布される予定だ。通達では主要衛星テレビ局のゴールデンタイムのドラマについて新たな規制が加えられ、抗日伝奇ドラマ、歴史フィクションドラマが対象となる。

騰訊網記者が調査したところ、すでに抗日戦争ドラマに対する検閲、認可は厳格化されており、5月期に認可されたのは「裂変」の一作のみ。6月に主要衛星テレビ局での放送が予定されていた「火線三兄弟」「戦雷」「上陣父子兵」は認可されなかったという。

カンフーで日本兵をなぎ倒すといった類の“キテレツ抗日戦争ドラマ”が大量生産されており、中国では批判が高まっていた。こうした批判を受け、検閲当局は規制強化を決定したもようだ。(翻訳・編集/KT)

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