台湾とフィリピンの対立受け、中国艦隊が周辺海域航行=介入・圧力狙う?―中国紙

Record China    2013年5月16日(木) 8時50分

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14日、フィリピンの沿岸警備隊が台湾漁船を銃撃し、漁民1人が死亡した事件で、中国人民解放軍の東シナ海艦隊は台湾南端とルソン島の間のバシー海峡を航行した。中国はフィリピンに軍事的圧力をかける狙いがあるとみられる。写真は同艦隊のミサイル発射試験。

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2013年5月14日、新華網によると、フィリピンの沿岸警備隊が9日に台湾漁船を銃撃し、漁民1人が死亡した事件で、中国人民解放軍の東シナ海艦隊は13日、台湾南端とルソン島の間のバシー海峡を航行した。中国はフィリピンに軍事的圧力をかける狙いがあるとみられ、南シナ海における主権争いはさらに複雑化する恐れがある。

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日本メディアによると、台湾当局は中国に先を越された形となり、野党・民進党馬英九(マー・インジウ)政権への批判を強めている。最近の経済情勢を受け、馬総統の支持率は10〜15%で低迷。台湾当局は対外的に強硬姿勢を取らざるを得ない状況となっている。

香港の英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストは、アナリストの見方として、今後さらに緊張が高まるようであれば、中国は全力で台湾を支援すると予測。しかし、中国側は国際社会から「この機に乗じて台湾吸収を狙っている」とみられないよう、慎重に台湾支持を表明するだろうとみている。(翻訳・編集/AA)

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