中国、塩味のタマゴの黄身などネット人気アイスが売上急増中

人民網日本語版    2019年6月22日(土) 9時0分

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コンビニチェーンを展開する便利蜂商貿有限公司はこのほど、コンビニアイス商品消費トレンドデータを発表した。

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コンビニチェーンを展開する便利蜂商貿有限公司はこのほど、コンビニアイス商品消費トレンドデータを発表した。それによると、夏を迎えて、アイスも繁忙期を迎え、

塩味のタマゴの黄身アイスや中国風の瓦の形をした鐘薛高(Chicecream)などネットで人気の商品が微博(ウェイボー)や微信(WeChat)のモーメンツにたびたび登場しているという。年初以来、巧楽茲や苦珈琲などの定番商品が引き続きアイス市場の消費の中心だが、塩味黄身アイスは今年新顔の人気商品として、急速に売り上げを伸ばしている。「北京商報」が伝えた。

売り上げランキングをみると、4元(1元は約15.6円)前後の商品が多く、消費者が財布の紐を緩めるのは4元前後の価格帯であることがわかる。また椰子灰とマグナムのチョコレートアイスは9元と高価格ながらベスト10入りし、成功したミドルクラスアイス商品になった。

同データによると、80後(1980年代生まれ)と90後(1990年代生まれ)の消費者がアイスの中心購買層で、消費ピークはよく木曜日の午後に現れる。消費者の多くがアイスを昼ご飯や午後のお茶のお供とし、アイスと一緒によく購入するのはおでん、ソーセージ、弁当だ。

同データは次のようなアイス市場の発展トレンドを明らかにした。まず、アイス市場は乳製品大手、多国籍企業、地方メーカーという3つの勢力が拮抗する状態が続いている。次に、メーカーはそれぞれに商品の立ち位置が違い、独自の優位性を備えており、伊利と蒙牛の乳製品大手の商品が引き続き売り上げ上位を占めるが、中高級製品ではハーゲンダッツ、ネスレ、マグナムなどの海外ブランドが中心になっている。また、東北地域などのメーカーが製造する昔ながらの味わいのアイスは、庶民的な価格で非常に人気がある。(編集KS)

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