習近平国家主席が6月末に続き、国賓として来春訪日=G20時の米中会談「善意と誠意で解決の道探る」―中国の孔鉉佑・駐日大使

配信日時:2019年6月21日(金) 18時50分
習主席が国賓で来春再来日=米中首脳、解決の道探る―中国駐日大使
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5月末に着任した孔鉉佑・駐日中国大使は6月21日、日本記者クラブで会見し、習近平国家主席が日本政府から国賓としての来日を招請されており、「来春の桜の季節の安倍首相との首脳会談実現に向けて両国で検討している」と明言した。写真は会見する孔大使。
5月末に着任した孔鉉佑・駐日中国大使は6月21日、日本記者クラブで会見し、習近平国家主席が日本政府から国賓としての来日を招請されており、「来春の桜の季節の安倍首相との首脳会談実現に向けて両国で検討している」と明言した。今月末の大阪G20(20カ国首脳会議)でも日中首脳会談が開催され、さらなる関係改善に向けた話し合いが行われるという。

また、大阪G20に合わせてトランプ米大統領と習主席との間で首脳会談が開かれ、懸案の米中貿易摩擦や北朝鮮の非核化を巡り、協議すると言明。「(中米両国は)善意と誠意をもって問題解決の道を探っている」と明かした。

日中の関係改善への抱負について孔大使は「競争から協調への転換を図り、互いに脅威とならずに、パートナーとなることが重要」と指摘。「第2第3の経済大国である中日両国はルールに基づいた自由貿易体制を維持発展させるべきであり、地域の安定と発展にも寄与する責務がある」と強調した。その上で、新しい中日関係の確立に向けて、新しい政治文書の作成が必要との認識を示した。

習氏の国賓としての日本訪問は「桜が満開の美しい季節となる」とし、「新政治文書の作成など実りある首脳会談となるよう努力したい」と語った。

日中間には尖閣諸島をめぐる領土問題や歴史問題がなお存在するが、「(尖閣国有化と反日デモあった)2012年のような最悪の事態を招かないよう両国が互いにコントロールし、努力しなければならない」とし、具体的方策として海上衝突防止メカニズムや共同資源開発などを挙げた。

孔鉉佑大使は1959年7月生まれ、黒竜江省出身。大阪総領事館アタッシェや日本大使館一等書記官、外交部外交部アジア局副局長、日本大使館公使、駐ベトナム大使、外交部アジア局長、外交部副部長兼朝鮮半島問題特別代表などを歴任した。(八牧浩行

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