台湾ドラマ「ディア・プリンス~私が恋した年下彼氏~」、ヒロインのチョン・ヤオにインタビュー!

Record China    2019年7月2日(火) 15時10分

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年の差胸キュンラブコメディー「ディア・プリンス~私が恋した年下彼氏~」のDVDリリースを記念して、恋も仕事も一生懸命だがいろいろな悩みを抱えているキャリアウーマン、チョウ・カイティンを演じたチョン・ヤオがインタビューに応えた。

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台湾次世代若手スター、「華麗なるスパイス」のベン・ウー(呉思賢)と、『花様 たゆたう想い』などに出演経験のあるモデル出身のチョン・ヤオ(鍾瑶)の2人が共演した大ヒット年の差胸キュンラブコメディー「ディア・プリンス~私が恋した年下彼氏~」のDVDリリースを記念して、恋も仕事も一生懸命だがいろいろな悩みを抱えているキャリアウーマン、チョウ・カイティンを演じたチョン・ヤオがインタビューに応えた。

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「ディア・プリンス~私が恋した年下彼氏~」は、恋に仕事に頑張るキャリアウーマンと、彼女に恋した年下男子のロマンスを描き、胸キュンの嵐を巻き起こし同時間帯視聴率1位を記録した大ヒット年の差胸キュンラブコメディー。資生堂「マキアージュ」がスポンサーとなったことでも注目された。華やかな化粧品通販会社を舞台に、マーケティング副部長であるカイティンが偶然出会った年下男子ツァンの才能にひらめきを感じ、自社の宣伝に大抜擢したことから2人の人生が一変!上司や婚約者に裏切られ傷つくカイティンと、人気が出てスターとなり環境が変わろうとも彼女への一途な想いは変わらないツァンの恋模様が描かれている。

チョン・ヤオは、仕事に情熱を注ぐ若く優秀なキャリアウーマンで、子供の頃から目標に向け着実に努力を重ねてきたカイティンを好演。モデル出身でそのファッションセンスから「台湾のコン・ヒョジン」とも呼ばれる彼女は、ドラマ内のキャラクターにも生かされ洗練された都会の大人の女性のファッションを披露。連続ドラマ初主演となる本作で、女優としても大ブレイクしトップスターの仲間入りを果した。

■本作への出演を決めた理由についてお聞かせください。

最初にタイトル(原題「姉的時代」)を見ただけで非常に気に入りました。正直、全くためらいはありませんでした。私にとって初めてのアイドルドラマの主演なので、とても慎重にはなりましたが、自分はラッキーだったと思います。この作品テーマにたちまち惹きつけられ、トントン拍子にこのチャンスをつかむことができました。

■脚本を読んだ時の第一印象をお聞かせください。

私自身もずっとタフなキャリア女性であり続けているので、このようなキャラクター設定には非常に親近感を感じました。また、現代女性のために声を上げ、新時代の女性の粘り強さとたくましさをアピールできるこのようなキャラクターを待っていました。私たち女性は美しいだけでなく、賢く知恵のある女性になりたいと思っているのです。

■本作が連続ドラマ初主演作品ですが、チョウ・カイティンを演じるにあたり意識したことはなんですか?

カイティンの年齢は私と同じくらいです。初めてのアイドルドラマは皆に好かれなかったらどうしようという緊張と、かなりのプレッシャーがありましたが、(こうした心理状態は)カイティンと似ていたと思います。それから、役づくりではそれほど苦労はしませんでした。ただ、プロデューサーからは常にもっとテキパキと、もっとアグレッシブに、もっと強弱をつけてと言われていましたので、ちょうどいい塩梅で演じるようかなり意識しました。

■一途で純粋な青年スー・ツァン役を演じたベン・ウーさんと共演した感想をお聞かせください。

ベン・ウーさんは私より5歳年下です。彼のお姉さんとは昔からの友人なので、今回の共演はまるで弟の面倒をみるような気持ちでした。ただ、友人の弟ということで最初のうちは少し気まずかったですね。ですから、撮影現場ではあえて彼と一緒にふざけたりして距離を縮めるようにしました。そうしたら、その後のシーンはとても楽になりました。

■本作は女性の方が年齢が上の年の差カップルを描いたドラマとなっていますが、チョン・ヤオさんが年下男子(ベン・ウーさん)にされて、実際にときめいたシーンがありましたらお教えください。

「年齢なんて僕は全く気にしない。分かっているのは僕が彼女を愛しているということ、守ってあげたいということ、面倒をみてあげたいということ、その相手が彼女なんだ」みたいなセリフですね。

■本作の中で一番印象に残っているセリフは何ですか?その理由もお聞かせください。(自分以外のセリフでも大丈夫です。)

最終話の最後のシーンのセリフ「人生に達成不可能な目標はない。私の人生は私が決めるのだから」と、第2話でリシャが言う「勇気ある撤退」です。

■チョウ・カイティンと自分自身で似ている点はありますか?また違う点はどこですか?

カイティンと私は似ている部分がたくさんあります。仕事に対するこだわりや情熱だけでなく、芯のある大らかな性格や強がりなところなど、どちらもいわゆる獅子座タイプです。そのため、50%ぐらいは私の地が出ていたと思います。違う部分は恋愛観です。恋愛にとらわれないタフなキャリア女性になりたいと思っても、往々にしてタフなキャリア女性こそ恋愛にとらわれてしまいがちです。恋愛に対しては私の方がカイティンよりもう少し冷静かもしれません。

■撮影で一番楽しかったことをお聞かせください。

良き姉妹と知り合えたことです。私たち3人(カイティンの親友であるリシャ役エイダ・パン(潘慧如)、チンチン役チュウ・チーイン(朱芷瑩))は5歳くらいずつ年齢差があって、30、35、40歳周辺です。クランクイン前からクランクアップした後もずっとドラマと同じく何でも話せる親友同士で、一緒に海外旅行に出かけたりもするほどです。このことが私にとって一番うれしいことです。

■女性視聴者が共感できるシーンがたくさんありますね。撮影中の面白いエピソードなど、お聞かせください。

リシャ、チンチンと3人でオフィスでお酒を飲むシーンがあったのですが、思い切って現場に本物のワインを持ち込んで飲むことにしたんです。そうしたら、私は思いがけず本当にちょっと酔っ払ってしまいました。一方で、リシャは飲んでも顔に出ないタイプで、チンチンは全くお酒が飲めないタイプ。このシーンはとてもリアルになりましたが、セリフを忘れてばかりで、笑えるシーンになりました。

■チョン・ヤオさんにとって本作はどのような作品となりましたか?

「ディア・プリンス」は台湾ドラマ界に2018年現在の新時代の女性に対するこれまでにない視点をもたらした作品になったと思います。現代女性のリアルな生活を描写し、現代女性の仕事観や恋愛観を表現する作品となりました。さらに言うなら、この分野を代表する良作だと思います。

■日本のファンのみなさんに、本作の見どころの紹介とメッセージをお願いします。

日本の女性の皆さんもこのようなテーマのドラマには馴染みがあることと思います。「ディア・プリンス」は多くの現代女性のそれまでの恋愛観を覆してくれるでしょう。きっと皆さんがそれぞれこのドラマから何かしら人生の答えを得ることができるのではないかと思います。(編集/藤井)

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