尋常じゃない清潔さ、これが日本だ(3/4)=最も香り高い場所、それは…―華字紙

Record China    2019年6月22日(土) 21時50分

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17日、日本の華字紙・中文導報は「尋常じゃない清潔さ、これが日本だ」と題した記事を掲載した。

日本の華時紙・中文導報は17日、「尋常じゃない清潔さ、これが日本だ」と題した記事を掲載した。以下はその概要。

■車は多いが排気ガスは少ない

日本は自動車大国だが、だからといって排気ガスによる大気汚染が深刻だろうと考えるのは間違いである。それどころか、日本の街で排気ガスによる大気汚染はこれまで起こってこなかった。これは何よりも日本の公共交通機関のおかげだ。日本では60%の家庭が自家用車を所有しているにもかかわらず、多くの人がバスや電車で出かける。クモの巣のように張り巡らされた、時刻表通りに動く公共交通ネットワークを使えば、どこまででも行くことができる。また、大気汚染防止法によって定められた厳格な自動車排出ガス規制によって、たとえ高級ブランドの輸入車であっても排気ガス抑制装置の搭載を避けることはできない。

■トイレを清潔に使う文化

日本の温水洗浄便座は中国人にとっては憧れの的だ。心地の良い便座ヒーターと的確な洗浄能力を兼ね備えた温水洗浄便座はわれわれ中国人が奪い合っているが、日本においては決してハイエンドな存在ではない。住宅でも広く普及し、たとえ小さな旅館のトイレであっても備え付けられている。このことは、日本人がいかにトイレの衛生面や快適さを重視しているかを如実に反映している。また、日本のトイレにはくずかごは設置されていないが、トイレットペーパーが必ず備え付けられている。これはトイレの洗浄力が十分かつ下水道が広く設計されていること、そして再生紙で作られたトイレットペーパーは水溶性で、紙を流すことによる「2次汚染」を引き起こさずに済むことが理由だ。

■最も香り高い場所

トイレを一種の楽しみとして享受したければ、スマートフォンを持ち込む以外にも1つ方法がある。日本に行くのだ。日本で滞在したことのある人なら、「ショッピングモールで良い香りに従って進んでいけばトイレを見つけることができる」ということをご存知だろう。日本の成田空港のロビーでさえ、最も良い香りがする場所はトイレであるくらいだ。以前日本のショッピングモールで清掃員として働く人がこう話していた。「日本でトイレを掃除すると、体力ではなく頭を使う。清掃スタッフは使用用途が多岐にわたるクリーナーを用い、いろいろな道具を使う。汚れの種類に合わせて異なる順序で掃除していく。簡単なところから難しいところへ徐々に一歩ずつ進める。中途半端にすることは許されない」。(続く)(翻訳・編集/岩谷)

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