沖縄帰属問題の再燃は日本の痛いところを突いたのか?―13億人のアンケート

Record China    2013年5月14日(火) 6時23分

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8日、中国共産党機関紙・人民日報は「琉球王国は一つの独立国家であり、中国の属国だった」とする論文を掲載。中国紙・環球時報はアンケートを実施し、「沖縄帰属問題の再燃は日本の痛いところを突いたのか?」との質問を投げかけた。写真は沖縄県の琉球村。

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2013年5月、日中間でこう着している尖閣問題に絡んで、琉球(沖縄県)の帰属問題を蒸し返す中国メディアの報道が続いている。中国共産党機関紙・人民日報は8日付で「琉球王国は一つの独立国家であり、中国の属国だった」とする論文を掲載。沖縄の帰属が現在も中国にあり、その領有権は日本から奪われたものであるかのような示唆をした。日本政府各方面はこうした論調に抗議している。

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中国紙・環球時報は11日よりウェブ上でアンケートを実施。「沖縄帰属問題の再燃は日本の痛いところを突いたのか?」との質問を投げかけ、13日午後4時時点で4万4499人の回答を集めた。うち、98%にあたる4万3547人が「突いている」、2%にあたる952人が「突いていない」と回答した。以下は、アンケートのコメント欄に寄せられた具体的な意見。

「琉球は本来の姿に戻り、琉球人のための国をつくるべきだ。琉球人にとって公平な歴史を取り戻そう」

「琉球人の独立思想をけん引しよう!彼らの独立を支持し、日本を分裂させよう!琉球の独立は中国にとってもよいことだ。日中の間を取り持ってくれるだろうから」

「第二次大戦中に占領した領土に対し、日本は『当時は我々が“統治”していた』と言い訳する。こうした略奪好きの民族には強い態度で臨まないとならない。盗っ人に彼らの愚かさを説いて聞かせれば、暴力で反撃されるのと同じ」

「琉球問題を再議するのはいいが、やり方は考えないとならない。問題を再燃させることで、琉球と日本の間にさらなる緊密な協力関係が生まれる可能性がある。琉球人はすでに自分の一部が日本人であると認識しているだろうし、彼らの独立心を刺激するしかないだろう」

「琉球が中国の帰属となる可能性は低い。しかし、業を煮やした日本政府に『だったら尖閣諸島は中国にあげてしまおう』と思わせることはできるかもしれない。そうした意味で、この手法は賢いと言えるだろう」

「また始まった一部の中国人の自己満足。愚かだ」

「日本は何とも思ってないよ。尖閣問題で万策尽きて、琉球にまで手を伸ばそうとは笑止千万。おうちに帰って夢でも見てな」

「中国メディアは国際メディアを見習って、世論をどうけん引するか勉強した方がいい」

「人民日報はもう少し国民が喜ぶことをせよ、国民を教育することばかり考えるな」(翻訳・編集/愛玉)

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