7階建相当の建物屋上に「サッカー場」、監督部門は「工事前に申請すべき」と苦言―広西チワン族自治区

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13日、中国・広西チワン族自治区南寧市にある4階建ての建物の屋上部分にサッカー場がつくられ、ネットで話題を集めている。

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2013年5月13日、中国・広西チワン族自治区南寧市にある4階建ての建物の屋上部分にサッカー場がつくられ、ネットでは安全性や住民に対する悪影響を心配する一方で、空いているスペースを有効利用することは見習うべきだと肯定的な意見を述べる人もいるなど、話題を集めている。南国早報が伝えた。

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サッカー場が作られた建物は、4階建ての倉庫で、7階建ての住宅とほぼ同じ高さ。サッカー場の長さは約40mで幅は20mほど。安全のために取り付けられた網は現状では不十分だが、工事関係者は今後、網はフィールドの周りだけでなく、上部にも取り付け安全を確保すると話している。

倉庫の屋上は、スーパーを経営する企業がほかの企業に貸し出したスペースで、スーパーの関係者によると、サッカー場は6月に完成し営業を開始する。サッカー場はフットサル施設として開放し、観客も多くは訪れないと予想しているため、建物に大きな負担をかけることはないと語っている。同スーパー関係者は「この建物は自然災害の救援物資を保管する倉庫で、非常に頑丈に作られている」と説明している。

また、営業時間は夜8時までのため周辺住民への影響も少ない。サッカー場の工事が完了した後は、関連部門に審査を依頼し、安全に問題がないと判断された後、営業を開始すると関係者は話している。

これに対し同市の監督部門は、「同市では屋上にサッカー場を作った例はなく、同サッカー場が審査にパスするか分からない。本来は工事をする前に申請をすべきだ」と指摘している。(翻訳・編集/内山)



   

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