労働教化刑15年の韓国系米国人は「北朝鮮転覆を教唆した」=容疑の詳細を発表―北朝鮮

Record China    2013年5月13日(月) 15時41分

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9日、北朝鮮中央通信社は、労働教化刑15年を命じられた韓国系米国人ケネス・ペ(裴俊浩)さんの容疑の詳細を報じた。中国で拠点を作り、北朝鮮人らに政権転覆を目指すようそそのかしたと批判している。写真はペさん。

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2013年5月9日、北朝鮮中央通信社は、労働教化刑15年を命じられた韓国系米国人ケネス・ペ(裴俊浩)さんの容疑の詳細を報じた。10日付BBC報道を新華社が伝えた。

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北朝鮮最高裁広報官は9日、北朝鮮中央通信社記者にケネス・ペさんの容疑詳細を伝えた。それによると、ケネス・ペさんは宣教師として2006年から中国に住んだ。同年から2012年10月にかけ、北朝鮮政権転覆を目的に中国各地に拠点を設け、海外で働く北朝鮮人及びその他外国に対して、北朝鮮に関する悪意ある宣伝をおこない、北朝鮮の政権を崩壊させるようそそのかした。

また、2010年12月から2012年3月にかけ、旅行名目で250人の学生を北朝鮮・羅先市に送り込んだが、これは北朝鮮崩壊のための拠点作りが目的だったという。また、ペさんは多数の動画を作成し公開、北朝鮮の政権転覆を呼びかけていると指摘した。

北朝鮮の刑法60条国家転覆陰謀罪の規定によれば、量刑は死刑が妥当なところだが、本人が罪を認め自供したことをかんがみ、労働教化刑15年の判決になったと説明している。(翻訳・編集/KT)

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