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中国人の日本旅行の新たな形に?「工場見学ツアー」に注目―中国メディア

配信日時:2019年6月21日(金) 7時20分
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19日、中国メディアの環球網は、日本旅行の新たな形式として、「工場見学ツアー」にビジネスチャンスがあると伝えた。資料写真。

2019年6月19日、中国メディアの環球網は、宮崎県の焼酎メーカーである霧島酒造株式会社と同社工場に併設している「焼酎の里・霧島ファクトリーガーデン」を取材し、観光地を訪ねたり、ショッピングを楽しむ以外の日本旅行の新たな形式として、「工場見学ツアー」にビジネスチャンスがあると伝えた。

記事によると、霧島ファクトリーガーデンは、霧島酒造の工場で焼酎の製造工程を見学できるだけでなく、緑あふれる自然の景観の中で自由に散策したり、ショッピングしながら焼酎を試飲したり、醸造桶を模したスクリーンを持つミュージアムで、宮崎県のサツマイモや焼酎の歴史について学ぶことができるなど、レジャーとショッピング、グルメを一つに融合した複合的な観光施設として、毎年約40万人の観光客を呼んでいるという。

宮崎県は、県内に長い歴史を持つ焼酎の醸造所が30軒以上も存在する日本の「焼酎王国」とも言える特色を観光資源として開発しているという。宮崎県商工観光労働部観光経済交流局の担当者は記者に対し「宮崎のどこでも中国人観光客に会えるくらいの場所になってほしい。同時に醸造所も中国企業とのビジネスで成功してほしい」と語ったという。また、霧島酒造の社員は「国際市場の発展は会社の命運と密接に関わっている。中国人の口に合う新しい製品を開発できればいいと願っている」と語ったそうだ。

記事によると、宮崎県は2012年3月に策定した「みやざき東アジア経済交流戦略」を発展させる形で、2018年6月に「みやざきグローバル戦略」を策定し、上海、香港、台湾に事務所を置いて、県産品を地元スーパーで販売したり、外国の投資家や企業の誘致を積極的に行ってきたという。また、日本政府が2017年7月に施行した「地域未来投資促進法」により、地域の特性を生かして、高い付加価値を創出し、地域の事業者に対する相当の経済的効果を及ぼす「地域経済牽引事業」として都道府県知事から承認を受けた事業は、設備投資において、税金を2~4%控除されたり、20~40%の特別償却などの優遇措置を受けることができるという。

記事は最後に、宮崎県や霧島酒造のように、見学者のために工場を公開し、試食サービスなどを積極的に行っている工場は、群馬県の「こんにゃくパーク」や、氷菓子の「ガリガリ君」を製造する埼玉県の「赤城乳業株式会社」の工場など多数存在すると紹介し、飲食と関連した工場見学ツアーは非常に人気が高く、ビジネスチャンスに満ちていると伝えた。(翻訳・編集/原邦之)

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