宮崎駿監督の作品は3年後に完成する新作で最後に?=中国ネットは「何年でも待ちます!」「大丈夫。これからもきっと…」

Record China    2019年6月19日(水) 19時30分

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19日、中国メディア・新浪娯楽は、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』が北京で初めて劇場上映された際に、プロデューサーの鈴木敏夫氏が中国のファンに宛てたビデオメッセージが流されたことを伝えた。写真は三鷹の森ジブリ美術館。

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中国メディア・新浪娯楽の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントは19日、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』が北京で初めて劇場上映された際に、スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫氏が中国のファンに宛てたビデオメッセージが流されたことを伝えた。

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スタジオジブリの創設時から数多くの作品をプロデュースしてきた鈴木氏は、映像の中で、「宮崎監督の作品は、毎回だいたい1年の準備期間と2年の制作期間を経てできています。このサイクルで、みんなで映画を作って、それが上映される。ずっとそれを繰り返してきました」と説明した。

さらに、宮崎監督が現在制作中の新作『君たちはどう生きるか』について、「どっちにしろ、今回でおそらく最後になるでしょう。だから時間や予算は気にしないつもりで、監督が一体何をしたいのかに任せようと思います(笑)。実はすでに(プロジェクトが)始まってから3年になるんですが、ここから完成までは順調に進んだとしてもさらに3年が必要で、全部で6年かかることになります。結果としてどんな作品ができ上がるのか、非常に楽しみにしています」と語ったという。

今回、新作の完成時期が言及されたことについて、中国のネットユーザーは「すごく楽しみ!」「待つ価値はある」「何年でも待ってます!などとコメントした。

また、次作が最後の作品になると示唆されたことについては、「最後の作品かあ。泣きそう」「宮崎監督は1カットに1年かけるぐらいこだわりのある、商業的なものとは無縁な人。引退するなんて残念」などの声が上がったほか、「これまでも何度も引退宣言をしてきたもんね」「大丈夫。これからもきっとたくさんの作品を世に送り届けてくれるって信じてる」などと、次作以降の制作を期待する声も見られた。

このほか、「いつも夢と楽しみを与えてくれてありがとう」と感謝を表したり、「宮崎監督の健康が何よりも大切!」と気遣ったりするコメントもあった。(翻訳・編集/岩谷)

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