コカコーラがコスタブランドの缶コーヒー発売

人民網日本語版    2019年6月17日(月) 16時50分

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コカ・コーラ社関係責任者は「コカコーラはコスタのコーヒー事業開拓を進めているところで、6月末には英国で新しい缶・瓶入りコーヒーシリーズを発売し、さらにポーランドと中国に拡大する予定だ」とコメントした。

コスタブランドの缶コーヒーがまもなく発売されるというニュースについて6月16日、コカ・コーラ社関係責任者は取材に対して、「コカコーラはコスタのコーヒー事業開拓を進めているところで、6月末には英国で新しい缶・瓶入りコーヒーシリーズを発売し、さらにポーランドと中国に拡大する予定だ」とコメントした。コカ社が英国のコーヒーチェーンのコスタを51億ドル(約5538億円)で買収した後、コスタブランドの缶コーヒーを発売するのは今回が初めてとなる。「北京商報」が伝えた。

今回発売されるのは、ラテ、カラメルラテ、アメリカーノの3種類。主な特徴は低糖で、1缶250ミリリットルあたり15-180カロリーに抑えられ、一般的な缶コーヒーと比べて糖分が約30%カットされている。

缶コーヒーを売り出すのはコカ社の「脱炭酸」の取り組みの縮図だ。18年に51億ドルでコスタを買収したことについて、ジェイムズ・クインシー最高経営責任者(CEO)は、「コカ・コーラが英コーヒーチェーンのコスタを買収したのは、スターバックスへの挑戦ではなく、新しいコーヒー体験を創造するためだった。中でもインショップ(ショップインショップ)の市場チャンスが非常に大きい。コスタコーヒーだけで中国の店舗を1200店に増やし、現在の3倍にする計画だ」と述べた。

前出の関係責任者は、「無糖茶飲料は今の市場シェアは大きくないが、ここ数年の複合年間成長率は2けたが続き、有糖茶飲料の成長率より遙かに高い。注目されるのは、北方地域の消費者は甘いお茶やフルーツフレーバーのお茶が好きで、南方地域の消費者はストレートティーを好むことだ。そこでコカ社はこうしたデータに基づき地域ごとに異なった市場空間を開拓していきたい」と述べた。(編集KS)

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