中国90年代生まれの新社会人、7割「商品のコスパを重視」

人民網日本語版    2019年6月15日(土) 8時0分

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インターネットとともに成長した世代としての90後(1990年代生まれ)は、消費活動でも上の世代とは違った道を歩むという。

インターネットとともに成長した世代としての90後(1990年代生まれ)は、消費活動でも上の世代とは違った道を歩むという。今月13日にECサイトの唯品会が発表した「中国新社会人消費報告」は、まず大学を卒業して社会人になってから5年以内の「新社会人」に注目する。データによると、この5年以内の90後は、「商品のコストパフォーマンスをより重視する」とした人が65.6%に上り、「価格を比べてから商品を購入する」は約90%に上った。この層は典型的な「掘り下げ型消費」の人々であり、一般的に高い学歴とそれにみあった高度な消費情報を持っており、価格の検討や製品の効能の検討に熱心だ。「北京商報」が伝えた。

年齢と収入が上がるにつれて、90後世代は今や社会の消費の中心を担っている。データによれば、社会に出たばかりの90後がショッピングで特に重視する2大要因は、「品質がよいこと」と「コスパが高いこと」で、「コスパをより重視する」は65.6%に上った。唯品会は収入には限界があるが、「高品質・高コスパ」を渇望するこの世代のニーズに対応しており、プラットフォームの新規ユーザーに占める90後の割合は50%を超えた。

現在、中国は「消費高度化」の過程にあり、「掘り下げ型消費」は90後の消費高度化における重要なスタイルだ。90後は高い学歴とそれにみあった高度な消費情報を持っており、価格の検討や製品の効能の検討に熱心な「賢い消費者」や「専門家型消費者」が少なくない。同報告の調査研究では、90後の新社会人たちは「価格を比べてから商品購入する」人が90%に迫ったという。

プライベート空間を重視する90後の新社会人たちは、「家」が非常に重要な消費シーンになる。同報告は、「新社会人は小型家電を好み、また『プロ仕様の機能集約型』商品を好む。この傾向は一線都市の若者において最も顕著だ」と分析する。2018年には唯品会プラットフォームでお掃除ロボットを購入した人のうち、一線都市の新社会人の販売量伸び率が約166%に達したという。(編集KS)

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