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サッカー中国代表で進む帰化選手起用、日本はかなり前から始めていた―中国紙

配信日時:2019年6月15日(土) 22時20分
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中国紙・環球時報は14日、「帰化選手が中国の戦力を刺激する」と題する記事を掲載。中国で外国籍のサッカー選手の帰化の動きが活発になる中、各国の帰化選手の起用や今後の代表チームの強化のポイントなどについて論じた。

先日、北京国安に所属する李可(リー・カー。26)が中国代表の試合に出場したことが大きな注目を集めた。李は英語名がニコラス・ハリー・イェナリスで、父親がキプロス人、母親は中国人。英プレミアリーグの強豪アーセナルに所属していた経験もあるMFで、今年1月に中国国籍を取得した。

中国ではほかにも、上海上港のFWエウケソン(29)と広州恒大のFWリカルド・グラル(27)という2人のブラジル人選手が中国国籍取得の準備を進めていると報じられている。記事は「エウケソンらの帰化が実現すれば、中国は一気にアジアのトップクラスとなり、2度目のワールドカップ(W杯)出場の希望も大きく膨らむ」と期待感を示した。また、スペイン紙アスは「中国はこれまで帰化選手を代表に招集したことはなかったが、(李可の試合出場によって)その障害が取り除かれた。2002年以来のW杯出場へ向けて新しい血を入れて代表チームを刺激することが必要で、帰化はその第一歩だ」と伝えているという。

続いて環球時報は、帰化選手の起用自体は決して珍しいことではないとし、今年初めに開催されたアジアカップで出場24カ国中17カ国が帰化選手をメンバーに選出していたこと、優勝したカタールは先発メンバー11人のうち6人が海外にルーツを持つ選手だったことを紹介。また、日本について、「アジアのサッカー界で古くから帰化選手を起用している国」とし、日本では「帰化選手の起用によって、日本サッカーの発展が10年早まった」との見方もあると伝えた。

一方で、「カタールサッカー協会が2007年から巨費を投じて素晴らしいサッカーアカデミーを建設したり、優秀な指導者を招いたりして、若手選手の育成を行ってきたことにも目を向けなければならない」「日本では帰化選手はチームの中の重要なポジションの補強という位置付けであり、中心はあくまで海外でプレーする日本人選手だった」などとし、短期的には帰化選手を試す価値はあるが、長期的にはユース育成と自国選手の海外移籍が重要だと論じた。(翻訳・編集/北田
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