大学受験の日に滞在先のホテルで昼寝、寝過ごして試験受け損ねる=親が学校の責任を追及、中国ネットも親を支持

Record China    2019年6月16日(日) 21時31分

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13日、江南都市報は、大学受験の日に昼寝して寝過ごした受験生の親が学校の責任を追及していると伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2019年6月13日、江南都市報は、大学受験の日に昼寝して寝過ごした受験生の親が学校の責任を追及していると伝えた。

記事によると、江西省西山学校は、大学受験に際して親から750元(約1万2000円)を徴収し、受験生のためにホテルと食事、交通の手配を行った。その上で、子どもに圧力となるため親は付き添わないように忠告したという。

そこで洪(ホン)さんは、息子を学校に預け、言われた通り受験には付き添わなかったが、8日午後、息子から「英語の試験を受け損ねた」との連絡が入った。事情を聞くと、昼食後に昼寝をして寝過ごしたためで、引率の教師がホテルの部屋に入って起こすことはなかったという。

洪さんは、学校の言う通りにしたのにこのような事態になったのは、学校側の管理に問題があるとして責任を追及。しかし学校側は、費用は宿泊費と食費だけで、管理に不手際はなかったと主張。午後の試験に出発する際に、同じ部屋の受験生が起こそうとしたが起きず、集合時間になっても来なかったため、部屋のドアをノックしたが反応がなかったとした。学校側は、洪さんの息子はすでに青年であり、自分の行為について自己責任を負うべきだとしている。

これに対し、中国のネットユーザーから「お金は取るのに管理はしないというのか」「これは学校の不適際。お金を取っているのだからちゃんとやるべき」「学校に責任がある。親に付き添うなと言っているのだから責任を持つべきだ。子どもも目覚まし時計をセットしなかったのはミスだが、学校の責任の方が大きい」など、学校側に責任があるとのコメントが多く寄せられた。

中には、「でも、大学受験という重要な時においては自分も注意を払うべきだ」との自己責任論もあったが、費用を徴収したからにはきちんと面倒を見るべきだったとの意見が大半を占めた。(翻訳・編集/山中)

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