中国外相の東南アジア歴訪、“フィリピン外し”も「騒ぐことはない」=比外相が声明―中国紙

Record China    2013年5月8日(水) 8時42分

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7日、中国の王毅外相の東南アジア歴訪で、南シナ海の領有権問題で対立するフィリピンを訪問しなかったことについて、フィリピンのデルロサリオ外相は5日声明を発表し、「騒ぎ立てることではない」と表明した。写真は王外相。

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2013年5月7日、環球時報(電子版)によると、中国の王毅(ワン・イー)外相の東南アジア歴訪で、南シナ海の領有権問題で対立するフィリピンを訪問しなかったことについて、フィリピンのデルロサリオ外相は5日声明を発表し、「騒ぎ立てることではない」と表明した。

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王外相は今回、タイ、インドネシア、シンガポール、ブルネイの4カ国を訪問。一部メディアは4カ国を「中国と南シナ海の領有権問題で対立していない国」であり、「中国側につくよう丸め込むため」訪問先に選ばれたと伝えた。

これを受け、フィリピンのデルロサリオ外相は「騒ぎ立てることではない」とした上で、「王外相とはいずれ会談し、しかるべき時期に協力したい」と述べた。また、フィリピンのABS-CBN新聞網によると、デルロサリオ外相は「フィリピンは対中関係強化へ向けた努力を続ける。経済・民間分野での協力を進め、南シナ海の紛争問題解決の糸口を見出したい」とも語ったという。(翻訳・編集/AA)

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