2013年5月6日、東京・浅草公会堂ホールでクレイジーケンバンドの横山剣が初座長を務める舞台「横山剣 大座長公演」が開演し、座長の横山剣、原案・プロデュースの秋元康、演出のラサール石井、出演の永尾まりや（AKB48）が記者会見を行った。

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公演は5月6〜9日の4日間で、全5公演が行われる。原案・プロデュースの秋元康が横山剣に惚れ込み実現した。当初、セリフは二言、三言だったが、だんだんと増えていったことを演出のラサール石井が語り、会場は笑いに包まれた。複雑な家庭環境の少女を演じた永尾まりやも大物3人の中で堂々と会見に臨んだ。

笑福亭鶴瓶の息子でNHK連続テレビ小説「カーネーション」でブレイクした駿河太郎、ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」などで活躍の肉体派俳優・石垣佑磨、「ミュージカル 美少女戦士セーラームーン」で主要キャラクター・セーラージュピター役を3年間務めた渡辺舞、ドラマ「愛という名のもとに」のチョロ役以降ドラマ・Vシネマでの演技の評価が高い中野英雄（友情出演）など、実力派俳優が脇を固めた。また、クレイジーケンバンドのメンバーも役者として出演している。

今回は1部の演劇「〜風狂剣無頼帳〜『赤いマイクのあんちくしょう』」のみの公開だったが、2部はライブ「浅草公会堂のクレイジーケンバンド」が行われ、クレイジーケンバンドファンも楽しめる構成となっている。

複雑な家庭環境の少女を演じた永尾まりやは初舞台ながら難しい役どころを見事にこなしていた。実は側転とフラフープも得意だとのことで、AKB48の鈴木まりや、内田眞由美、横山由依と4人で「体育会系アイドル」を結成している。5月22日発売予定のAKB48の新曲「さよならクロール」でシングル表題曲初の選抜入りを果たすなど今後の注目度も高い。（編集・撮影/太田雅幸、有山茜）