家電・技術見本市「CESアジア」、人とクルマのコネクティビティー技術が集結―中国メディア

人民網日本語版    2019年6月14日(金) 6時0分

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今年の家電・技術見本市「CESアジア」では、自動車技術ブースの面積が前回の2倍に拡大し、ドライブの安全性や人とクルマのコネクティビティー体験を向上させる各種の先端技術が紹介される。

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今年の家電・技術見本市「CESアジア」では、自動車技術ブースの面積が前回の2倍に拡大し、ドライブの安全性や人とクルマのコネクティビティー体験を向上させる各種の先端技術が紹介される。アウディ、ホンダ、現代、起亜、日産を含む世界の自動車技術企業60社以上が2つの屋内展示ブースに勢揃いして、自動車技術分野の最新のイノベーション成果を披露する。自動運転車から完全電気自動車まで、来場者は最新のコンセプトカーや人とクルマのコネクティビティーを自ら体験し、科学技術がドライブをより安全に、より環境に優しいものに変える様子を肌で感じることができる。第一財経網が伝えた。

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現代モービスは未来の内装コンセプトコックピットを発表した。最大の特徴はドライブ、オフィス、ムード、マルチメディア、広視野角の5つの内装モデルを備えることだ。自動運転の状態では、車両前方の窓ガラスがマルチメディアディスプレーに変わり、車に乗っている人は映画などのマルチメディアコンテンツを楽しめる。写真は現代モービスの未来の内装コンセプトコックピットを採用したコンセプトカー。

フォードの「鋭界」(エッジ)STは同クラス限定の12.8インチ高解像度縦型タッチパネルを搭載するほか、百度(バイドゥ)とフォードが小度車載OSをベースに開発したSYNC+と呼ばれる新型車載インフォテインメントシステムを備える。さまざまな暮らしのシーンで「クルマと携帯電話と人」を切れ目なくつなぎ、ユーザーに新たなスマートコネクティビティーのバージョンアップ体験を提供する。

EXEED(星途)の「TXL」初の小度車載OSを搭載した量産タイプ車は、「スマート、先端、活力ある」車との位置づけで、顔認証、顔認証による決済、拡張現実(AR)ナビゲーションなどさまざまなスマートの画期的な技術を搭載する。

小度車載OSのFutureモデルは、主に自動運転シーンでの人工知能(AI)による車のインターネット(IoV)に照準を合わせたものだ。ユーザーのエンターテインメント、レジャー、仕事、家族団らんなどいろいろシーンのさまざまなニーズを満たすと同時に、車を従来の移動ツールからスマート移動空間に変えることを目指す。

嬴徹科技(インセプティオテクノロジー)はCESアジアの初顔で、トラックと輸送サービスに向けた次世代自動運転技術を展示する。

アウディが打ち出したのは新しいスマートコネクティビティーおよび車載エンターテインメント技術。

愛馳汽車(AIWAYS AUTO)は今回のCESアジアに「人とクルマのインタラクション」とのテーマで出展。新しいデジタルパートナーアプリケーションを発表しただけでなく、ドライバーモニタリングシステム(DMS)、車に乗っている人の感情認識、車内バイオロジカルモニタリング、マルチモデルスマートインタラクティブ、アシスタント音声のカスタマイズ、アシスタントのアイコンのカスタマイズ、ARストーリービルダー、ARカーガイドの8つのAIハイテクが結集した「AIATスマートパートナー科学技術」も展示した。

徳賽西威は中国の大手自動車電子部品メーカーで、国際化したスマートコネクティビティーシステムソリューションとサービスのサプライヤーでもある。優れたスマートドライブ空間、スマートドライブ体験、IoVの製品とサービスを提供する。

上汽大通(MAXUS)は「G20」をベースに、中国国内で初めて水素燃料電池を採用した乗用車分野の「G20FC」を発表した。

紅旗汽車の「N度空間」スマートマイクロバスは5Gネットワークを全面的にカバーして、他の車両や建築物とのコネクティビティーを実現する。同時に、バス同士の直列つなぎによる車車間充電、情報共有が可能で、並列つなぎによる空間の共有も可能だ。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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