米中貿易戦争、「日米経済戦争を鑑に中国は挑戦恐れない」と中国メディア、対米交渉で日本にエールも

配信日時:2019年6月15日(土) 15時20分
米中貿易戦争、「日米経済戦争を鑑に中国は挑戦恐れない」と中国メディア
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中国メディアはの中国網は、米中貿易戦争について「日米経済戦争を鑑とする。中国は外からの挑戦を恐れない」と強調する記事を掲載した。写真は東京で行われた「北京の夜」公演。
中国メディアの中国網は2019年6月14日付で、米中間で激しさを増す貿易戦争について「日米経済戦争を鑑(かがみ)とする。中国は外からの挑戦を恐れない」と強調する記事を掲載した。同記事は、「中国は日本のコピーではなく、高度複合型のライバルだ」と主張する一方で、米国との貿易交渉を抱える日本に対して「粘り強い日本人が容易にひれ伏すことはないだろう」とエールを送った。

中国網が掲載したのは、吉林大学公共外交学院の孫興傑副院長による署名記事。孫副院長は「戦後、ある国の経済規模が米国の6割弱に達すると、米国が焦りを示すようになった。双方の協力はこうして苦境に直面した。米国はかつての小さな仲間を潜在的に重大な競争相手とした。これはかつての日米貿易衝突のことだ」と主張した。

さらに「30年後、ほぼ同じ人、同じ観念、同じ筋書きが再演された。ただし主人公は日本から中国に変わった」と説明。「これが中米貿易戦争の時代的背景だ。当然ながら中国は日本のコピーではなく、高度複合型のライバルだ。中米間の競争の広さと深さは日米経済戦争を大きく上回り、体力と知恵が試される持久戦になっている」との見方を示した。

中国については「立場は鮮明だ。中米間の貿易協議は相互尊重・平等・互恵の上に成り立つべきであり、我慢の限界を探ったり、これを超えたりしてはならない」と力説。「日米経済協議の日本側の代表者だった当時の宮沢喜一蔵相は、ベーカー米財務長官にペコペコ頭を下げた。日本は協議で米国の言いなりになった」と振り返った。

孫副院長は米国による中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)排除にも触れ、米国の意図について「中国ハイテク産業の発展の阻止にある。これはハイテク産業が大国の命脈だからだ」と解説。「米国は中国の新興産業の発展を阻止しようとしているが、中国はこれを恐れず、対応する能力も持っている」と主張した。

その上で「経済戦争は陣地争いではなく、双方の殺し合いでもなく、硝煙なき駆け引きだ。中国が何度も強調しているように、協力は中米にとって唯一の正しい選択肢だ」と断言。「中米両国の発展は自国民の幸福に、そして世界経済の安定に関わる」と訴えた。

中国網は、「この夏が過ぎれば、日米貿易は駆け引きを中心とする協議の新たな時期を迎える」と論ずる別の記事も掲載した。記事は、「粘り強い日本人が容易にひれ伏すことはないだろう。日米両国の60年以上にわたる貿易摩擦の歴史により、日本人も次の事実を認識するようになったからだ。投降するよりも最後まで頑張れば、最後に笑うのは速戦即決を望む米国になるとは限らない」と論評した。(編集/日向)
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  • ato***** | (2019/06/15 23:23)

    >中国は日本のコピーではなく、高度複合型のライバルだ 中国は戦後の日本のコピーではなく、戦前の日本を〈ロールモデル〉に発展した国である。言論弾圧、愛国教育、富国強兵、どれも戦前の日本がやってきたことである。アメリカとの貿易戦争で国民の生活が苦しくなれば『欲しがりません。勝つまでは』をスローガンにするはずだろう。
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  • 仙田 ***** | (2019/06/15 16:55)

    勘違いしてはいけませんぜ中国さん、日本とアメリカは戦争していた訳ではなく腰抜け自民党内閣(特に中曽根)が一方的にアメリカさんの言いなりになって、国民は欲しくもないアメリカ製品やアメリカの農作物を買わされてひたすらアメリカさんのご機嫌を伺っていただけですぞ(笑)、第二次世界大戦と混同していませんか?(笑)、あんまりゴタゴタを起こすと日本にまでとばっちりが来るので程々してもらわなければ困りますな!
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  • Kio***** | (2019/06/15 15:25)

    当時の日本は先進国だった。今の中国は未だに新興国なのだが、それでどうやってアメリカとの新冷戦を闘い抜くというのだ。 戦前とバブル期には、日本を異常に敵視して中国を優遇するという愚を犯したアメリカだが、今回はどう日本に接するのだろうか。アメリカやヨーロッパの「中国びいき」は本当に理解ができない。
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