中国の孔鉉佑（コン・シュエンヨウ）駐日大使は11日、安倍晋三首相を表敬訪問した。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。

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安倍首相は孔大使の着任を歓迎し、「G20大阪サミットが近く開催される。習近平主席の出席を歓迎する。習主席と会い、会議の成功を共に後押しすることを楽しみにしている。今後習主席と共に連携して、日中関係が新たな時代に入る後押しをしたい」と述べた。

孔大使は「日中関係の改善と発展の肝要の時期に着任することに、重大な責任と光栄ある使命を深く感じている。在任中は新時代に合った日中関係の構築に全力を尽くす。日本の政府と社会各界の支持を得たい」と表明した。

中国社会科学院日本研究所の盧昊（ルー・ハオ）副研究員は11日、環球時報の取材に、孔大使の着任は日本国内で注目されていると指摘し、「日本国内が日中関係の今後の行方を大変注視し、期待に満ちてもいることが日本側の反応と接遇に現れている。日中は互いに重要な隣国だ。現在両国関係はさらなる発展の良好の機会を迎えている。こうした状況の下、日中両国は積極的に措置を講じ、政治的・戦略的相互信頼を培い、各分野で実務協力を拡大し、日中関係の発展の『勢い』を『形』に固めるべきだ。両国の政府及び民間はこのために一層努力する必要がある」とした。（提供/人民網日本語版・編集/NA）