先月開催された第72回カンヌ国際映画祭で、素肌をあらわにしたドレス姿が注目されたベトナム人女優が、不謹慎すぎるとしてベトナム政府から何らかの処分が下されることになるようだと、中国のネット上でも注目されている。

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29歳のベトナム人女優のゴク・チン（Ngoc Trinh）は先月開催されたカンヌ国際映画祭のレッドカーペットで、下着にレースをまとっただけのようなセクシーなドレス姿で登場。ギリギリまで素肌をあらわにした過剰な露出は会場で注目を集め、中国のネット上でも大きな話題となった。

英紙デイリー・メールでは9日付で、ゴク・チンが母国で批判にさらされ、ベトナム政府から事情聴取されており、今後は何らかの処分が下される可能性があると報じた。これに関連して中国メディアでは、「ファッショナブル」「前衛的」と一部で支持の声はあるものの、保守的な考えの人が多いベトナムではこのドレスが受け入れられず、「ベトナムの恥」「不謹慎すぎる」と非難の声が高まり、政府機関のベトナム観光総局も公式に批判したと報道。これまでにもこういった露出の問題で、国内で多くの芸能人が処分を受けてきたが、ゴク・チンも逃れられないだろうとしている。

ゴク・チンは16歳でモデル業をスタートし、2011年には「ミス・ベトナム」コンテストで優勝。SNSでもセクシーな姿を披露して人気を集めている。（Mathilda）