インドと中国、国境付近での軍隊のにらみ合い続くも国境貿易ルートは活況―インドメディア

Record China    2013年5月6日(月) 9時55分

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2日、インドと中国が領有権を争うカシミール地方のインド側支配地域に中国軍が侵入したことによる両国軍のにらみ合いが続く一方で、両国の国境貿易は活況を示している。写真はインド。

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2013年5月2日、インドメディアによると、インドと中国が領有権を争うカシミール地方のインド側支配地域に中国軍が侵入したことによる両国軍のにらみ合いが続く一方で、両国の国境貿易は活況を示している。米華字ニュースサイト・多維新聞が伝えた。

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インドメディアは、中国軍が4月中旬、両国の暫定的な境界線を超えてインドのラダック地区へ侵入し、その後両国軍のにらみ合いが続いていると報道。こうした状況に対し、アナリストは「中国側の動機は理解し難い。こうした行動はインドを中国の最大のライバルである米国に接近させる可能性がある。さらに、中国の侵略的な態度はインド軍隊の先進化を加速させる可能性もある」と分析する。

一方で、こうした状況は両国の国境貿易にはほとんど影響を与えないとみられている。ナトゥラ峠の国境貿易ルートは、06年7月に44年ぶりに再開されて以降、中国と南アジアを結ぶ“シルクロード”として栄えてきた。ナトゥラ峠の中国側マーケットの仁青崗市場は、今年は5月1日から開かれている。(翻訳・編集/HA)

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