中国はなぜ日本と同じ轍を踏むことはないと言えるかー露メディア

配信日時:2019年6月11日(火) 9時40分
中国はなぜ日本と同じ轍を踏むことはないと言えるかー露メディア
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7日、参考消息によると、ロシアメディア・スプートニクは、「中国が日本の轍(てつ)を踏むことがないと言える理由」とする記事を掲載した。資料写真。
2019年6月7日、参考消息によると、ロシアメディア・スプートニクは、「中国が日本の轍(てつ)を踏むことがないと言える理由」とする記事を掲載した。

記事は、「米国が貿易戦争と技術面での脅しを加えることによって中国経済を弱めようとしているが、これはかつて日本に使ったのと同様の方法だ」と分析。「しかし、中国には優位性があるため日本と同じ轍を踏むことはない」とした。

その上で、「80年代の日本は経済の実力が最高になっていた時期だ」と紹介。「自動車やその部品、オフィス設備、電気製品などが世界中でよく売れており、米国は日本に対して巨額の貿易赤字となっていた。技術面でも日本が米国を超えると世界中の人から期待されていた。しかしその後、85年のプラザ合意から困難な状況に陥り始め、90年には東京株式市場が暴落し、そこから失われた10年が始まった」と指摘。「中国はこの隣国の失敗から教訓を学んでおり、一連の優位性も持ち合わせているため、日本と同じ轍は踏まない」と論じた。

中国が有する優位性について記事は、1つに「人民元は当時の円と違って、国際金融システムに深く溶け込んではいないこと」を挙げた。「中国は国際金融の義務という束縛を受けることはないため、プラザ合意のようなことは発生しない」と記事は分析。「米国に対する依存度も中国は当時の日本より低いため、平等という基礎の上で交渉することができ、独自の道を歩める」とした。

2つ目は、「中国には14億の人口という巨大な市場がある」こと。このため中国は、米国からの圧力に首尾よく対処することができ、中国政府は国内需要を喚起することで、全面的な小康社会を実現していると評した。

3つ目は、「現在の中国経済の規模はピーク時の日本と比べてもより強大である」こと。「現在の中国の輸出規模は80年代の日本よりずっと大きく、しかもハイテク製品に重点を置いている違いがある」とし、「輸出で大きな部分を占めているのが、パソコンやオフィス設備、集積回路、スマートフォンなど価値の高いものだ」と論じた。(翻訳・編集/山中)

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  • Kio***** | (2019/06/11 11:23)

    中国はすでに出生率が1.62になっており、日本のバブル期に近づいている。国内の負債だけでも9700兆円で積極財政で政府や地方の財政赤字は年々増えている。 ハードカレンシーではない人民元が決済通貨で、もうすぐ人口増加が止まって減少に転じ、ハイテク作るにも、先進国の技術なしでは作れず中国に残る利益はごくわずかなのだが。日本と違って国家破産、国家崩壊まっしぐらではないか。
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