肺がん発病者数が年10%ペースで増加中=大気汚染、副流煙との関係に注目―北京市

Record China    2013年5月6日(月) 8時0分

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1日、京華時報は記事「肺がん発病者数は年10%ペースで増加、2013年北京市の新規患者数は1万人突破へ」を掲載した。2011年の8000人、2012年の9000人と肺がん新規患者数が急ピッチで増えている。写真は青空の北京・天安門広場。

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2013年5月1日、京華時報は記事「肺がん発病者数は年10%ペースで増加、2013年北京市の新規患者数は1万人突破へ」を掲載した。

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北京腫瘤医院の肺がん専門医師・楊躍(ヤン・ユエ)氏は、北京市の肺がん問題は極めて厳しい状況にあると明かした。発病率は上海市、ハルピン市を超え中国一。新規患者数は2011年は8000人、2012年は9000人と年10%超のペースで増えており、今年は1万人を突破する状況だ。

肺がん新規患者の統計を分析すると、市中心部の発病率が高い。また、若者の発病が増えつつある傾向も明らかとなった。深刻な大気汚染が人体に及ぼす影響が懸念されるなか、肺がんと大気汚染の関係も注目を集めそうだ。

楊氏によると、肺がんの原因としてはたばこと副流煙がよく知られているが、そのほかにもチョークの粉を長期間吸い続けていることも問題になるという。そのためチョークを扱う教師や、たばこの煙漂うオフィスにずっといる事務会計社員に肺がんが多いと指摘した。(翻訳・編集/KT)

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