中露首脳会談実施、「パートナー関係を一段と発展」

CRI online    2019年6月6日(木) 18時55分

拡大

 習近平国家主席は5日、ロシア・モスクワのクレムリン宮殿でプーチン大統領と会談し、新しい時代で両国の全面的な戦略パートナーシップを発展させることで一致しました。 今回で8回目のロシア訪問となった習主席は、中露両国の関係について「ハイレベルで持続的かつ安定的、良好な発展を遂げており...

 習近平国家主席は5日、ロシア・モスクワのクレムリン宮殿でプーチン大統領と会談し、新しい時代で両国の全面的な戦略パートナーシップを発展させることで一致しました。

 今回で8回目のロシア訪問となった習主席は、中露両国の関係について「ハイレベルで持続的かつ安定的、良好な発展を遂げており、最もいい時期である」と述べました。さらに「双方は相手国が自国の核心的利益を保つことを支持し、政治・戦略的相互信頼を強固にしている。各分野で協力を進めて、両国関係に力が沸き起こって、利益が混ざり合っている。また国際問題やグローバルガバナンスに加わり、世界の平和と安定や、国際的な公平と正義の維持に重要な役割を果たしている」と表明しました。

 会談の後、双方は、新しい時代で全面的な戦略パートナーシップを発展させるとともに、グローバル戦略の安定を共同で擁護すると宣言しました。

 また習主席は、国交樹立70周年であることに触れ、「70年は節目であり、新たな出発点でもある。中国はロシアと協力し、ハイレベルな政治関係を拡散させ、協力を通じて国民に更なる実感をもたらし、国際問題の解決で両国の様々なアイデアを出したい。 中露両国はともに国連安保理の常任理事国であり、国際社会とともに、国連を中心とし国際法を基礎とする国際体系を強く守っていく。また、多国間貿易体制を維持し、複雑化する国際情勢にエネルギーを注ぎ、人類運命共同体の構築へ貢献していく」と述べました。

 一方、プーチン大統領は「両国は大きな国際問題や地域問題で協力を強め、一国主義や保護主義に共に立ち向かい、世界の平和と安定を守っていく。ロシアは中国と、経済、貿易、農業、金融、科学・技術、環境保護、通信、インフラなどの協力や地域間交流および教育、文化、観光などの交流を拡大する。また中国へ十分な石油・天然ガスを供給し、大豆などの農産物輸出を拡大するほか、ユーラシア経済連合と一帯一路構想の連携を急ぎたい」との期待を述べました。

(提供/CRI

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携