中国ネット通販需要に対応、アイリスオーヤマが中国10拠点目の天津工場を新設、その他

Record China    2019年6月6日(木) 8時40分

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アイリスオーヤマは、中国国内で拡大するインターネット通販における競争力向上を図るため、天津市に中国10拠点目となる「天津工場」(写真は完成予想図)を新設することを決めた。

アイリスオーヤマが天津市に中国10拠点目となる「天津工場」を新設/ 日立がスマートシティ事業強化のため国家プロジェクトの雄安新区に新拠点を設立 / ローソンが日系コンビニとして湖北省に初進出、省都・長沙市に5店舗同時オープン / 次世代ドローンのエアロネクスト、上海で開催される「CES Asia 2019」に初出展。

●中国ネット通販需要に対応、アイリスオーヤマが中国10拠点目の天津工場を新設。

アイリスオーヤマは、中国国内で拡大するインターネット通販における競争力向上を図るため、天津市に中国10拠点目となる「天津工場」を新設することを決めた。2019年6月5日付で発表した。

同社は1996年に中国に初めて現地法人を設立し、遼寧省大連市と江蘇省蘇州市、広東省広州市を拠点としている。今回、工場を新設する天津市は、中国の直轄市として同国内トップ水準の経済成長を続けており、首都の北京を核とする北京・天津経済圏へのスピーディーな出荷を行う拠点として最適な位置にある。。天津工場は華北部の物流拠点としての役割も担い、今後のアイリスグループの事業拡大に伴う物流量の増加とインターネット通販における取り扱い製品数の増加に対応する。

天津工場の法人名は愛麗思生活用品天津有限公司。建物総面積は4万6552平方メートルで投資総額は約50億円。家電製品、プラスチック製生活用品、スチールラック・什器などを生産する。着工は10月で完工は2021年12月の予定。初年度は3億元(約50億円)の販売を計画する。

●日立、スマートシティ事業強化のため国家プロジェクトとして開発中の雄安新区に新拠点を設立。

日立製作所と日立(中国)は5日、中国でのスマートシティ事業を強化するため、市場動向調査や新たな協創機会を検討する日立(中国)有限公司河北雄安分公司を設立し、営業を開始したと発表した。

雄安新区は、2017年に中国河北省に設置された国家級新区の一つです。深セン経済特区、浦東新区に続き、国家プロジェクトとして大規模な開発が行われ、現在北京に集中している教育や医療、一部の行政機能などが移転される予定。また、多くの企業や研究機関により、AIやフィンテックなど最新テクノロジーの研究開発を行う拠点の設置が計画されている。

●ローソンが日系コンビニとして湖北省に初の進出、省都・長沙市に5店舗同時オープン

ローソンは5日、6日湖南省長沙市にローソンを5店舗同時オープンすると発表した。5月に、中国の中百控股集団傘下の長沙森活家商貿と締結した湖南省におけるエリアライセンス契約による。

日系コンビニとして中国の湖南省に進出するのは初めて。中百集団は、2016年から、湖北省でエリアライセンス方式でローソン店舗を出店していた。

●次世代ドローンのエアロネクスト、上海で開催される「CES Asia 2019」に初出展

エアロネクストは5日、11日から13日までに上海新国際博覧中心開催される「CES Asia 2019」に初出展し、重心制御技術「4D GRAVITY」テクノロジー搭載の原理試作のNext INDUSTRY橋梁点検カスタムと小型配達専用ドローンNext DELIVERY miniを展示すると発表した。

CES Asiaは米ラスベガスで毎年1月に開催される世界最大の家電見本市CESアジア版として2015年から始まり今年は第5回目。アロネクストは2018年10月に日本で開催されたCEATEC JAPAN 2018の「CEATEC AWARD 2018」で経済産業大臣賞を受賞したことで「CES 2019」のプレイベント「Show Stoppers」に招待された。

エアロネクストはグローバル展開を目指しており、その第一歩となる、中国市場での4D GRAVITYテクノロジーライセンスビジネス推進の拠点として、5月に広東省深セン市に現地法人「天次科技(深セン)設立した。(翻訳・編集/如月隼人

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