スーパーで夫婦げんかの男性、店員に押され13時間も倒れたまま30万円を要求=「警察はいったい何をやっている」―中国ネット

Record China    2019年6月6日(木) 14時40分

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4日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞によると、スーパーの店員に押されて地面に倒れこんだ男性がそのまま13時間動かず、2万元(約32万円)を要求する騒動があった。これに対し中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

2019年6月4日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞によると、スーパーの店員に押されて地面に倒れこんだ男性がそのまま13時間動かず、2万元(約32万円)を要求する騒動があった。

3日、山東省済南市内のスーパーで、夫婦がけんかを始めた。店を出るよう何度も注意したものの聞く耳を持たなかったため、店員が男性を軽く押したところ、男性は地面に倒れ込み、そのまま13時間も動かず居座った。

店員の通報で、救急車や警察が来て仲裁に入ったものの、男性は一向に動こうとはせず、店側に賠償金として2万元の支払いを要求。ところが、監視カメラの映像では、男性の妻がこれより前に店員に平手打ちしている様子が映っていた。

結局、警察の仲裁で13時間後の午前3時半に、店が1000元(約1万6000円)を支払うことで同意し、男性はようやくその場を離れた。

これに対し、中国のネットユーザーから「警察はいったい何をやっているんだ」「これこそ警察による不作為の典型だ」「済南の警察は恥をさらした」「この1000元というのは警察による無節操な妥協だ。これで模倣犯が増えることになる」など、警察の対応を批判するコメントが多く寄せられた。

また、「13時間?。トイレにもいかなかったのか?」との疑問や、「なぜスーパーが1000元払わなければならないのか意味が分からない」「夫婦がわざとけんかして、当たり屋的な言いがかりをつけたのではないか?」などの声もあった。(翻訳・編集/山中)

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