Record China

ヘッドライン:

「水素エネルギー」分野で中国は謙虚に日本に学べ―米華字メディア

配信日時:2019年6月6日(木) 7時40分
拡大
2019年5月31日、米華字メディア多維新聞は、水素エネルギー開発の分野において、中国は日本から謙虚に学ぶべきであるとする評論記事を掲載した。

記事はまず、河南省南陽市で近ごろ「水を加えれば水素が発生して自動車を走らせることができる」という技術が開発されたという情報の真偽をめぐり、世間で大きな議論が巻き起こっていると紹介。「科学的な常識がないだの、利害関係が背後にあるだのと言われている。しかし理性的に考えれば水は確かに水素に変わり、水素は未来のエネルギーとして重要な存在なのだ」とした。

そのうえで、自ら水素を生む方法は電気分解だけではなく、今回物議を醸した「水を加えれば水素ができる」自動車は水に活性金属を加えて水素を発生させる方法であると指摘。この方法は「有限な活性金属をこのために使用する価値があるかという点で疑問なうえ、環境汚染を引き起こす可能性もある」と解説した。

そして「われわれは水素エネルギーを発展させなければいけないが、投機的な発展を狙ってはいけない」とし、現在中国が取り組むべきことは特にバイオや光触媒によるクリーンな水素生成に関する基礎研究と技術開発だと論じている。

また、もう1つのやるべきこととして「日本やドイツの水素エネルギー研究、開発、利用を謙虚に学ぶこと。特に日本は3、40年の技術的な蓄積を持っており、数年では到底追いつけないことを認めなければならない」とした。

また、水素は燃えやすい危険な気体であり、運搬、保管、使用の各セクションにリスクが存在するため、技術開発を進めると同時に安全管理能力を高める必要があると説明。「これが、中国が水素エネルギーに向けて取り組む唯一無二の道なのだ」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻
【コラムニスト募集】
中国や韓国の専門知識を生かしませんか?レコードチャイナではコラムニストを募集しています。どしどしご応募ください!応募はこちら

【日中WeChat交流広場オープン】
新たに交流の輪を拡げませんか?どしどしご参加ください! WeChatの掲載希望も大歓迎! あなたの活躍を探している日本や中国の人とつながりませんか?サイトはこちら

関連記事

中国企業が「水で動く自動車を発明」と発表、地元政府も巻き込んだ「大ペテン」か

河南省の青年汽車集団が「水で動くエンジン」を発明したと報じられたことで、中国では真偽をめぐる議論が発生した。科学の常識からは「ありえない話」だが、地元の南陽市政府も同企業と深くかかわっているという。写真は取材に応じる同社責任者の龐青年氏。

Record China
2019年5月28日 8時50分
続きを読む

厳選!ザ・ワールド動画

ランキング