人民網日本語版 2019年6月1日(土) 8時50分
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中国国家航天局月探査・宇宙事業センターが28日に明らかにしたところによると、月探査機「嫦娥4号」の着陸機と月面ローバー「玉兎2号」が28日に自動的にスリープモードを解除し、月における6度目の昼間の作業を開始した。
中国国家航天局月探査・宇宙事業センターが28日に明らかにしたところによると、月探査機「嫦娥4号」の着陸機と月面ローバー「玉兎2号」が28日に自動的にスリープモードを解除し、月における6度目の昼間の作業を開始した。中国新聞網が伝えた。
説明によると、着陸機は同日午後6時にスリープモードの自動的解除に成功し、月における6度目の昼間の作業に入った。今回の月の昼間に、着陸機は月面中性子・放射線量測定器、低周波電波観測装置の電源を再度オンにし、計画に基づき引き続き月面のLETスペクトル、総合粒子放射線量、月面低周波電波の特徴などに関する効果的な探査活動を展開する。
玉兎2号は北京時間同日午前2時16分に正常な遠隔操作信号を受信し、自動的にスリープモードを解除した。ペイロードのフルパノラマカメラ、月探査レーダー、赤外線イメージング分光計、中性原子測定器が今回の月の昼間に電源を再度オンにする。玉兎2号はその後、科学研究者が計画した走行ルートに基づき、引き続き月探査を展開する。
同センターは11日、玉兎2号が全体計画に基づき移動しており、走行距離が累計190.66メートルに達したと発表した。嫦娥4号プロジェクト地上応用システムは科学研究中核チームに向け、最新の科学探査データ(計6.6GB・494件のデータ)を伝送した。地上の科学研究者は今後、得られた科学探査データを専門的な処理・分析・研究を行う。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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