地震大国・中国、100年余りで死者は55万人に=世界全体の53%―中国メディア

Record China    2013年4月24日(水) 23時58分

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23日、中国では20世紀に入ってから、マグニチュード(M)6以上の地震が約800回発生している。写真は四川省雅安市宝興県の被災地から避難するカップル。

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2013年4月23日、中国は世界2大地震帯の環太平洋地震帯とユーラシア地震帯の間に位置し、太平洋プレート、インドプレート、フィリピンプレートが押し合うことから、地震の断裂帯の活動が非常に活発だ。中国では20世紀に入ってから、マグニチュード(M)6以上の地震が約800回発生しており、貴州省・浙江省および香港特別行政区を除くすべての省・自治区・直轄市で発生している。広州日報が伝えた。

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中国の地震は発生の頻度が高く、揺れが大きく、震源地が浅く、広範囲に分布している。中国は震災が深刻な国だ。

1900年より中国では地震による死者が55万人に達し、世界全体の53%を占めている。1949年以降、100回余りの強い地震が22の省・自治区・直轄市(中国東部の14省を含む)を襲い、死者が約27万人に達し、全国の各種災害による死者の54%を占めた。地震による被災面積は30万平方メートル以上に達した。

中国の地震は主に(1)台湾地区(台湾および付近の海域)(2)西南地区(チベット自治区、四川省西部、雲南省中西部)(3)西北地区(甘粛省河西回廊、青海省、寧夏回族自治区、天山の南北)(4)華北地区(太行山の東西、汾渭河谷、陰山・燕山一帯、山東省中部、渤海湾)(5)東南沿海地区(広東省、福建省)――の5地区および23本の地震帯に分布している。

台湾は環太平洋地震帯に位置し、チベット自治区・新疆ウイグル自治区・雲南省・四川省・青海省などはヒマラヤ−地中海地震帯に位置し、その他の地区もそれぞれ地震帯に位置している。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)

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