中国と米国の女子アナ、米国の番組で「バトル」―中国メディア

人民網日本語版    2019年5月30日(木) 12時50分

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中国国際電視台の女性アナウンサー・劉欣は 30日、ゲストとして、米ニュースチャンネル・フォックス・ビジネスの女性アナウンサーであるトリッシュ・リーガンと、衛星中継を通じて弁論を戦わせることになっている。

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中国国際電視台(CGTN)の女性アナウンサー・劉欣(リウ・シン)は 30日、ゲストとして、米ニュースチャンネル・フォックス・ビジネスの女性アナウンサーであるトリッシュ・リーガンと、衛星中継を通じて弁論を戦わせることになっている。二人はこれまでにも「経済」をテーマにしたバトルを展開しており、そのバトルはSNSを通じて、時間や場所を決めて一騎打ちするところにまでエスカレートしている。30日のバトルは、中国と米国のアナウンサーによる初のTV番組での「決闘」となる。北京青年報が伝えた。

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新浪微博(ウェイボー)の劉欣の公式アカウントは、27万4000人のフォロワーを抱え、投稿のクリック回数も1日当たり10万回以上になっている。なかでもリツイートしているCGTNの公式微博アカウントの「米中女子アナバトル」という投稿のクリック回数は93万回に達している。劉欣の微博では、テレビ局での仕事を主に紹介しており、トリッシュ・リーガンとのバトルに関しては、「受けて立つ」と、静かに闘志を燃やしている。

あるネットユーザーが指摘しているように、劉欣は英語のほか、フランス語とトルコ語も話せる実力派アナウンサーだ。劉欣は南京大学英語学科2年だった1996年に英国で世界英語スピーチコンテストに参加し、27カ国から出場した37人の中から勝ち抜き、見事優勝を果たした。

卒業後、劉欣は中国中央テレビ(CCTV)に入社し、毎日30分間放送される英語チャンネルのニュース番組を担当。CGTN公式サイトに掲載されているプロフィールを見ると、彼女は現在、英語チャンネルのアナウンサーの中で最も経験のあるアナウンサーとなっている。2010年、彼女は自ら名乗りを上げてスイス・ジュネーヴ支社の責任者になった。2016年にCGTNが正式に発足すると、劉欣は再びアナウンサーとして活躍するようになった。

カウントダウンが始まった「バトル」に関して、劉欣は、「衛星中継で北京のスタジオと相手の番組を繋げる」と明らかにしている。

公開されている資料によると、トリッシュ・リーガンは、フォックス・ビジネスの人気女性アナウンサーの一人で、1972年生まれ。ミス・ニューハンプシャー州に選ばれたこともあり、コロンビア大学に通っていた。2001年にメディア界で仕事をするようになり、これまでに、CBS、CNBC、ブルームバーグテレビジョンなどで働いた経験もある。

昨年、彼女は自分の番組でデンマーク国内のことをめぐって持論を展開し、米国とデンマークのメディアの批判を買った。その後、彼女は、「私はデンマークの状況が今のベネズエラの悲劇に何か似た点があることを暗に示したことは一度もないことをはっきりさせておきたい。私は単に、アトランティックやインデペンデント紙、他の出版物の報道を引用しただけ」と弁解した。しかし、これらの雑誌や新聞はこうした類の文章を発表したことを共に否定している。

中国外交部の28日の定例記者会見で、陸慷(ルー・カン)報道官はこの話題に触れ、「皆さんと同じく私も関心を寄せている。皆さんにも一緒に見てもらいたい。中国には、『真理は論じれば論じるほど明らかになる』という言葉がある」とした。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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