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貿易戦争で中国から25%の追加関税、米唯一のレアアース鉱山は独自精製へ―香港紙

配信日時:2019年5月28日(火) 12時50分
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26日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、米国で操業している唯一のレアアース採掘施設、マウンテン・パス鉱山を所有するMPマテリアルズは、2020年末までに独自の精製作業を開始すると発表した。資料写真。

2019年5月27日、中国メディアの観察者網によると、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは26日、米国で操業している唯一のレアアース採掘施設、マウンテン・パス鉱山を所有するMPマテリアルズがこのほど、2020年末までに独自の精製作業を開始すると発表したと報じた。以下はその概要。

MPマテリアルズは、カリフォルニア州のマウンテン・パス鉱山で掘り出した年間約5万トンのレアアースを精製のため中国に輸送している。

米モリコープの破産申請で稼働が停止した同鉱山は2017年6月、中国の盛和資源(Shenghe Resources Holding)に支えられた米国のコンソーシアムに売却された。

中国は今月13日、6月1日から600億ドル(約6兆6000億円)相当の米国からの輸入品への関税率を引き上げると発表した。中国が一次産品輸入に対し賦課する25%の関税の対象品目には、MPマテリアルズが採掘した産品が含まれる。

MPマテリアルズの最高経営責任者、マイケル・ローゼンタール氏は、「米国政府が当社の製品に対する一方的な関税に対して報復していないという事実は、米国が中国のレアアース製品に依存していることを浮き彫りにしている」とし、「それは米国の製造業者と政府高官の注意を、私たちがやろうとしていることとできることに向けさせることになる」と述べている。

ロスキル・インフォメーションサービスの駐ロンドンアナリスト、デビッド・メリマン氏は、「25%の関税は、中国国内のレアアース供給源をより競争力のあるものにする可能性が高い」と指摘する。

中国は今日、世界のレアアース供給の9割近くを握っている。(翻訳・編集/柳川)

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