横断歩道を渡っていた6歳児をはねた車、「高速鉄道に乗り遅れるから」とそのまま走り去る―中国

Record China    2019年5月28日(火) 0時0分

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26日、新浪視頻の中国版ツイッター・微博アカウントは、広東省で6歳の児童が横断歩道を横断中に乗用車にひき逃げされ、車を運転していた容疑者が身勝手な供述をしていることを伝えた。

2019年5月26日、新浪視頻の中国版ツイッター・微博アカウントは、広東省で6歳の児童が横断歩道を横断中に乗用車にひき逃げされる事件が発生し、車を運転していた容疑者が身勝手な供述をしていることを伝えた。中国のネットユーザーからは、容疑者に対する激しい批判の声が上がっている。

22日に同省深セン市で6歳の児童が横断歩道を走って横断していたところ、走って来た乗用車にはねられて病院に搬送された。はねた乗用車はそのまま逃走した。児童は重傷を負ったが、命に別状はないものとみられる。

警察当局は防犯カメラの映像などからこの車を運転していた莫(モー)容疑者を逮捕。莫容疑者は「シェアリング自動車を運転していた。当時、人をはねたとは気づかず、同乗していた友人に言われて初めて知った。恐怖を感じたうえ、高速鉄道の発車時間が迫っていたので急いでいた。車を返却してから高速鉄道で深センから離れた」と供述している。

高速鉄道に乗り遅れるのを恐れて横断歩道の確認を怠り、救護措置も取らなかった容疑者の身勝手さに、中国のネットユーザーも怒りを隠せない様子だ。「人をはねて気づかないなどありえないだろう」「こんな道徳心のない人間には、重い判決を下してほしい」「横断歩道で減速しなかった責任はとても大きい」「気づかなかったというのはいいわけだろう」といったコメントが並んだ。

その一方で、幼い子の手を放し、周囲の状況を確認させることなく横断歩道を走らせた親の責任を問う声も出ており「保護者の責任も逃れられないだろうな」「保護者も罰せられるべきだ」とのコメントが見られた。(翻訳・編集/川尻

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