2013年4月18日、米国のコリン・パウエル元国務長官は「北朝鮮が核兵器を使うつもりなら、北朝鮮の政権を崩壊させると警告するべきだ」と発言した。米ラジオ放送ボイス・オブ・アメリカ （VOA）が伝えた。

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パウエル元国務長官は18日にロシアの首都モスクワで開かれた銀行の投資フォーラムにおいて、「もし北朝鮮に少しでも核兵器を使う動きがあった場合、もしくは北朝鮮が核兵器を使うつもりがあるとわれわれが認識した場合、北朝鮮はその責任を負うことになると警告すべきだ。われわれには北朝鮮の政権を破滅させる能力がある」と述べ、北朝鮮が核兵器を使う場合には同政権を崩壊させるべきとの考えを示した。

パウエル元国務長官は、「北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）第1書記らが、人民がもっとよい生活を送ることができることに遅かれ早かれ気づいてくれると願っているし、中国が全力で北朝鮮をその方向に導くよう期待している」と補足しながらも、「われわれは北朝鮮の脅威に厳粛に対応する必要がある。金第1書記が核兵器を使用するつもりならそれは自殺行為であり、自ら政権の滅亡を招くことになる」と述べた。（翻訳・編集/KU）