80年代生まれの離婚率上昇、3人に1人が5年内に離婚―北京市

Record China    2007年4月9日(月) 12時30分

拡大

中国では今、1980年代生まれの世代で離婚率が上昇している。この世代は一人っ子が多く、甘やかされて育ったため忍耐力に欠け、「ビビビ婚」をしたもののすぐに離婚をしてしまうケースが多いという。

中国では今、「80後」と呼ばれる1980年代生まれの世代で離婚率が上昇し、社会問題になっている。

2006年、北京で離婚手続きをした夫婦は2万4952組。その内、5分の1が結婚後3年以内に離婚、3分の1が5年以内に離婚している。1年以内に離婚した夫婦は970組で、内52組が1か月も経たずに離婚している。

こうした夫婦の内、1980年代生まれの世代が大きな割合を占めている。1980年代生まれの世代は、いわゆる「ビビビ婚」をするカップルが多く、離婚も早い。1979年から実施された一人っ子政策のため、都市部の1980年代生まれの世代はほとんどが一人っ子だ。そのため親に甘やかされて育った子どもが多く、忍耐力や寛容さに欠けている傾向が強いという。こうしたことが1980年代生まれの夫婦の直接的な離婚原因になっているのではないか、と専門家は分析している。(翻訳/編集・藤野)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携