中国商務部「国の力を使った米国の中国企業への圧迫に反対」

人民網日本語版    2019年5月24日(金) 21時20分

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中国商務部(商務省)の高峰報道官は23日の定例記者会見で「米側は国の力を使って中国企業を圧迫することで、両国企業間の正常な商業協力を深刻に破壊するだけでなく、世界全体の産業チェーンとサプライチェーンの安全も深刻に脅かしている」と指摘した。

最近の米国による華為技術(ファーウェイ)など中国企業に対する規制措置について、中国商務部(商務省)の高峰報道官は23日の定例記者会見で「米側は国の力を使って中国企業を圧迫することで、両国企業間の正常な商業協力を深刻に破壊するだけでなく、世界全体の産業チェーンとサプライチェーンの安全も深刻に脅かしている」と指摘した。新華社が伝えた。

高報道官は「中国側はいかなる国が国家安全保障の概念を拡大することにも反対し、法令を遵守して経営している中国企業を国の力を使って圧迫することにも反対する。米側が理性を保ち、このような危険なやり方を改めることを望む」と述べた。

米側が最近、複数の中国の企業と個人への制裁を宣言したことについて、高報道官は「米側は『域外適用管轄権』措置を頻繁に用いて中国企業を圧迫している。中国側は一貫して、いかなる国が国内法に基づき中国の企業と個人に恣意的に制裁を課すことにも断固反対している。中国側は米側に対して、誤ったやり方を止め、両国企業が正常な貿易と協力を行うための環境をつくって、中米の経済・貿易関係へのさらなる打撃を回避するよう促す。中国側は必要な措置を講じて、中国企業の合法的権益を断固として守る」と述べた。(編集NA)

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