日本車メーカー4社340万台を回収、エアバッグの不具合で―中国メディア

Record China    2013年4月17日(水) 19時0分

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16日、トヨタ、ホンダ、日産、マツダの4社はこのほど共同で、世界全体で339万5000台の自動車をリコールすることを明らかにした。エアバッグに不具合があるためという。写真は江蘇省南通市にあるトヨタのメンテナンス店。

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2013年4月16日、トヨタホンダ日産、マツダの4社はこのほど共同で、世界全体で339万5000台の自動車をリコールすることを明らかにした。エアバッグに不具合があるためという。中国市場では3万2622台が対象となり、すでに国家質量監督検験検疫総局(質検総局)がリコール情報を公布している。新京報が伝えた。

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メーカー別の対象車台数は、トヨタが173万台で北米市場と欧州市場が中心になる。ホンダが114万台で北米市場と欧州市場が中心。日産は48万台、マツダは4万5000台だ。

ホンダによると、今回のリコールの対象車種はカローラ、カムリ、セコイア、タント、レクサスSC430などだ。これらの車種はエアバッグのインフレータ(膨張装置)に密度が不足したガス発生剤が組み込まれており、助手席のエアバッグがひとりでに作動したり、シートベルトが使えなくなったりなどの危険性がある。エアバッグは子会社のタカタが製造したものだ。これまでエアバッグの不具合が原因で起きた死傷事故は報告されていない。

トヨタはリコールした車両のガス発生剤を交換するとしており、交換作業にかかる時間は1時間から2時間半くらいという。タカタの広報はトヨタのリコール車両向けにエアバッグを提供するとしているが、4社の対象車340万台のうち、タカタ製エアバッグを搭載しているのは200万台だ。

中国市場でのリコール対象車3万2622台のうち、トヨタ中国と天津一汽トヨタはヴィオスとカローラ輸入車を含む5083台をリコールする。ホンダ中国はシビック、CR-V、ストリームの各輸入車2312台をリコールする。日産中国と鄭州日産は欠陥のある輸入車762台をリコールし、サニー、エクストレイル、パトロールの輸入車とパラディンの国産車が含まれる。一汽轎車はマツダの6車種2万4465台をリコールする。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/内山)

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