日本はどうやってテレビを売っているか?日本の家電量販店に行ってみた―中国メディア

Record China    2019年5月31日(金) 17時20分

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23日、泡泡網は、日本の家電量販店ではどのようにテレビを販売しているかについて紹介する記事を掲載した。写真はビックカメラ有楽町店。

2019年5月23日、中国メディアの泡泡網は、日本の家電量販店ではどのようにテレビを販売しているかについて紹介する記事を掲載した。

出張で日本へ行った際に、家電量販店に行ってみたという筆者が訪れたのは、ビックカメラ有楽町店。時間の関係で、テレビ売り場だけを見てきたという。筆者は「テレビ売り場の面積はそれほど大きくなく、テレビが隙間なく詰まっている感じ。65インチ以上の大型テレビはほとんど置いてなく、中国の売り場のようにテレビ台に乗せているわけでもない。簡単に陳列しているだけで、非常にシンプルだ」と感想を述べている。

また、「売り場に入ってすぐに目に飛び込んでくるのが『有機ELテレビ』を紹介するコーナーで、異なるメーカーの有機ELテレビが並んでいるため、画質などの比較がしやすい」と紹介。「ソニーの売り場では、有機ELテレビをあお向けにして展示し、画面の上に米粒の入った容器を3つ置いている。画面から音が鳴る技術を示したもので、言葉で説明するよりも直感的に分かる」と、その展示方法を称賛した。

さらに、パナソニックの有機ELテレビについても紹介。「中国では販売していないため、多くの人は、パナソニックの有機ELテレビは聞いたことがないだろう。しかし、その商品力はとても高く、中国で販売したらその競争力は侮れない」と分析した。

ほかにも、テレビのリモコンの違いについても紹介。「日本のリモコンは中国よりも複雑。ハイセンスのリモコンも明らかに中国国内とは違っている。たくさんあるボタンの中に『YouTube』や『NETFLIX』があるのは、とても便利だ」と伝えた。

売れ筋のテレビの大きさも日本と中国では異なると記事は指摘。「中国では55インチから65インチへと主流が移っているが、日本では小さめのテレビが主流だ。24インチや32インチのテレビも少なくない」と紹介した。

最後に、「やはり日本メーカーのテレビが人気であることが伝わってきた。残念なことに、シャープや東芝などのブランドは、かつての輝きを失ってしまっている。中国では中国メーカーと海外メーカーの競争が激しいが、画質などの分野ではまだ技術の蓄積が必要だ。中国のテレビメーカーがより強くなる日を期待したい」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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